大塚愛・夫SUの不倫相手も炎上?共演NGまで下される”間女”の不遇
シンガーソングライター・大塚愛(34)の夫であるヒップホップユニット「RIP SLYME」のSU(43)と、モデル・江夏詩織(21)の不倫騒動が波紋を呼んでいる。
そもそも女にはだらしないとの噂があったというSUに対しては、この一件にも「やっぱりか……」との反応が目立つばかりだが、その一方で江夏には、既婚だと知っていて近づいたことに対するバッシングが相次いでおり、Twitter上では「大塚愛さんに早急に謝罪して」「なんで人様のもの取るの?」などといったコメントで炎上している。騒動が広がってしまえば、事務所が休業などの措置を取ることにもなりかねない状況だ。
このように、今回の騒動では江夏ばかりが一方的に叩かれている構図がある。ここ最近のタレントによる不倫や浮気騒動をみても、こうした傾向は非常に強い。
「昨年大きな話題となった、ゲスの極み乙女。・川谷絵音(28)とベッキー(33)の不倫でも、当初は川谷にさほど影響はなく、ベッキーだけが休業に追いやられていた。最近では、パンクロックバンド「Hi-STANDARD」の横山健(47)と不倫に及んだマギー(24)もネット上で叩かれています」(スポーツ紙記者)
たしかに不倫ではないが、嵐・松本潤(33)と4年もの二股交際を報じられたセクシー女優の葵つかさ(26)も、辛辣なコメントが相次いだことから追い詰められ、Twitterアカウントを削除する事態となっている。
■各所で共演NGの波紋広がる?
「“女遊びは芸の肥やし”という風潮が依然あるのか、不倫を働いた男はさほど責められず、不倫だと知りながら近づいて関係を持ってしまった“間女”は、真っ先に叩かれるのがセオリー化してしまっています。ただでさえ遊ばれているだけの不倫関係なのに、明るみに出てしまえば休業・引退のリスクをはらんでいるとあって、昨今の女性芸能人にとってはこのような男性は地雷でしかないでしょうね」(前出・記者)
結局は自業自得でしかないわけだが、男女間での不公平なリスクはこれからも付きまとうことになるだろう。こうした不倫騒動が続く中で、事務所やテレビ局側が”張本人”との共演に関して配慮する動きが出ている。
「あるアニメ映画のアテレコでの話ですが、女性タレントとミュージシャンの不倫騒動があまりに多すぎることから、各事務所が敏感になっており、リスク回避のためミュージシャンは演奏シーンだけの別撮りで実際の共演はNGにしたというのです。今後、テレビ番組等でもミュージシャンが女性タレントや女優などと、共演する機会は激減するかもしれませんね」(芸能関係者)
音楽関係者からすれば、ただでさえ少ないテレビの露出機会がさらに減るとあっては、他のだらしないミュージシャンに怒りたい気持ちもあるかも知れない。しかしそれも、後の問題勃発に対する“リスク回避”だと思って、諦めるしかないのが現実だろう。
- 文・海保真一(かいほ・しんいち)
- ※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。