ジョンソンがソックを破り、自国優勝に王手 [US男子クレーコート選手権] (1/2ページ)

テニスデイリー

ジョンソンがソックを破り、自国優勝に王手 [US男子クレーコート選手権]

 アメリカ・テキサス州ヒューストンで開催されている「US男子クレーコート選手権」(ATP250/4月10~16日/賞金総額53万5625ドル/クレーコート)のアメリカ人対決となったシングルス準決勝で、第4シードのスティーブ・ジョンソン(アメリカ)が第1シードのジャック・ソック(アメリカ)を4-6 6-4 6-3のフルセットで下して決勝に駒を進めた。

 ジョンソンは昨年のノッティンガム(ATP250/グラスコート)でツアー初タイトルを獲得。キャリア2勝目をかけた決勝では、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のエルネスト・エスコビード(アメリカ)を5-7 6-4 6-2で倒した第8シードのトーマス・ベルッチ(ブラジル)と対戦する。

 南カリフォルニア大学時代に2度の学生チャンピオンに輝いた27歳のジョンソンは、「ソックには普段ないようなファーストサーブやフォアハンドのエラーが数本あった。僕はその数少ないチャンスをものにすることができた。本当にラッキーだったよ。アメリカ本土で決勝に進出したのは初めてだからね。本当にうれしいし楽しみにしてるよ」と試合を振り返った。

 1週間前にソックとジョンソンはチームメートとしてデビスカップ・ワールドグループ準々決勝をともに戦い、オーストラリアに敗れていた。「たとえ友人と対戦することになっても、それは割り切ってプレーしているよ。それがスポーツだし、ビジネスだからね」とジョンソン。この結果で両者のツアーレベルでの対戦成績は、ジョンソンから2勝4敗となった。

 ソックは2015年のこの大会でツアー初優勝を飾っており、昨年は準優勝に終わっていた。ソックは現在世界ランク16位で、アメリカ人選手としてはもっとも高い。

「ジョンソンのプレーは本当によかった。彼のプレーが僕より勝ってたということ。特にスライスのリターンがよかった。コーナーにうまく決まっていたよ」とソックは試合を振り返った。

 第2セットの第8ゲームでダブルフォールトをおかしてブレークポイントを2本握られるまで、ソックはほぼ完璧にサービスゲームをキープしていた。ソックは何とかこのゲームをキープしたが、続く第10ゲームでジョンソンにブレークを許して3試合連続でフルセットに突入した。

「ジョンソンがソックを破り、自国優勝に王手 [US男子クレーコート選手権]」のページです。デイリーニュースオンラインは、スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧