フジテレビ次期社長を巡るキナ臭い話#1 (1/2ページ)

まいじつ

kazukiatuko / PIXTA(ピクスタ)
kazukiatuko / PIXTA(ピクスタ)

フジテレビの専務取締役である遠藤龍之介氏が、次期社長に内定したと、一部の週刊誌が報じた。現在の亀山千広社長は、2013年6月の就任以来、年間視聴率を下げ続けている。

亀山社長はプロデューサーだった1996年に『ロングバケーション』(主演:木村拓哉、山口智子)を大ヒットさせている。いわゆる“月9”枠のドラマで、当時の瞬間最高視聴率は43.8%を記録するという、いまのテレビ界では考えられない数字を獲得していた。またメディアミックスという手法を仕掛け、『踊る大捜査線』(主演:織田裕二)シリーズの『THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』は日本の実写映画歴代興行収入のトップを記録した。

ところが、いまや業績悪化は深刻だ。フジテレビは2015年上期の決算が、1997年の上場以来、初めて営業赤字に転落。2016年4~12月の放送収入も前年同期から減少している。

こんな状況のフジテレビで、次期社長候補として名前の挙がった遠藤龍之介氏は、一体どんな人物なのか。

遠藤氏は芥川賞作家の遠藤周作のひとり息子で、慶應幼稚舎から付属中高に進み、慶應大学文学部仏文学科を卒業。1981年4月にフジテレビへ入社し、現在はフジテレビ専務取締役(総括・放送文化推進・総務・人事・総合開発・広報担当)および、フジ・メディア・ホールディングス(フジHD)取締役を務めている。フジHDは持株会社であり、フジテレビや産経新聞社の親会社だ。

次期社長候補の遠藤氏はどんな人物なのか?

「遠藤さんは、親父さんの人脈を使ったマスコミ対策を期待されていたようです。

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