ゴファンがジョコビッチの“壁”を破る、6度目の対戦で初勝利 [モンテカルロ・ロレックス・マスターズ]

テニスデイリー

ゴファンがジョコビッチの“壁”を破る、6度目の対戦で初勝利 [モンテカルロ・ロレックス・マスターズ]

 モナコ・モンテカルロで開催されている「モンテカルロ・ロレックス・マスターズ」(ATP1000/4月16~23日/賞金総額427万3775ユーロ/クレーコート)のシングルス準々決勝で、第10シードのダビド・ゴファン(ベルギー)が世界2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)を6-2 3-6 7-5で破り、2016年のマイアミ以来3度目のマスターズ4強入りを果たした。試合時間は2時間37分。

 ゴファンはジョコビッチと過去に5度対戦して5連敗で、トータルでは1セットしか獲得できていなかった。一方のジョコビッチは2013年と2015年大会で優勝していた。

 第3セットのジョコビッチは最初のゲームでブレークに成功してリードしたが、第8ゲームでブレークバックされた。

 ゴファンが6-5としたあとのジョコビッチのサービスゲームはシーソーゲームとなった。

 ジョコビッチは2度ゲームポイントをつかんだが生かせず。一方のゴファンは5度のデュースの末に5度目のマッチポイントを決めた。最後のポイントはゴファンのバックハンドがベースライン深くに入り、差し込まれた格好となったジョコビッチがフォアハンドをネットにかけた。

 ゴファンの正確なストロークに振り回されたジョコビッチは時折、息が上がる様子を見せていた。ラストゲームには27回を数えたラリーも含まれている。最終的に両者の獲得ポイントは105対105の同点だった。

 ゴファンは準決勝で、前年度覇者で大会10度目の優勝を目指す第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)と対戦する。ナダルはノーシードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)を6-4 6-4で破っての勝ち上がり。

 ジョコビッチは3月のインディアンウェルズ4回戦でニック・キリオス(オーストラリア)に敗れたあと、肘の故障のためしばらく休養をとり、4月上旬のデビスカップ・ワールドグループ準々決勝「セルビア対スペイン」(室内ハードコート)戦で一試合をプレーして今大会でツアー復帰を果たした。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)
「ゴファンがジョコビッチの“壁”を破る、6度目の対戦で初勝利 [モンテカルロ・ロレックス・マスターズ]」のページです。デイリーニュースオンラインは、スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る