4月30日に韓国で開催予定だったラグビーの「2017年 早稲田大・高麗大 定期戦」。しかし、早大が混迷する朝鮮半島情勢を理由に遠征を回避した。24日、高麗大関係者が明かし、早大ラグビー部も公式サイトで中止を発表した。

　両校の定期戦は、2004年に始まった。早稲田大学と高麗大学の日韓定期戦。昨年は5月8日に早稲田大グラウンドで第11回定期戦をおこない、早大が2015年に定期戦初黒星を喫した相手に後半の4連続トライなどで逆転し、36－17でリベンジを果たしていた。

　両校の定期戦は、東日本大震災などで中止されたことがあったが、政治情勢による中止は初めて。