モンタネスが初戦に勝ち、引退を遅らせる [バルセロナ・オープン・バンコサバデル]

テニスデイリー

モンタネスが初戦に勝ち、引退を遅らせる [バルセロナ・オープン・バンコサバデル]

 スペイン・バルセロナで開催されている「バルセロナ・オープン・バンコサバデル」(ATP500/4月24~30日/賞金総額232万4905ユーロ/クレーコート)のシングルス1回戦で、アルベルト・モンタネス(スペイン)がギジェルモ・ガルシア ロペス(スペイン)を6-4 6-4で破り、彼にとって最後のATP大会を戦い始めた。

 36歳のモンタネスは先週、彼が住む町であるバルセロナで敗れたとき、20年間のツアー人生に終止符を打ち引退するつもりだと発表した。

 モンタネスはバルセロナでのデビュー戦(2001年)でゴラン・イバニセビッチ(クロアチア)を破り、最良の成績は2004年の準決勝進出だった。彼はこれまでに6つのツアー・タイトルを獲得しており、2010年にはキャリア最高の世界ランク22位に至っている。現在は312位。

 今回ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したモンタネスは、2回戦でやはり同胞の第16シード、フェリシアーノ・ロペス(スペイン)と対戦する。

 一方、ラッキールーザーの杉田祐一(三菱電機)は元世界5位でワイルドカードで出場のトミー・ロブレド(スペイン)を6-4 6-3で下し、第9シードのリシャール・ガスケ(フランス)が待つ2回戦へ駒を進めた。

 ニコラス・アルマグロ(スペイン)は予選勝者のスティーブン・ディエズ(カナダ)を6-3 6-4で下した。アルマグロは2回戦で第8シードのアレクサンダー・ズべレフ(ドイツ)と対戦する。

 第1シードのアンディ・マレー(イギリス)と第3シードで前年度覇者のラファエル・ナダル(スペイン)は1回戦がBYE(免除)のため、火曜日には試合がない。

 2014、2015年チャンピオンの錦織圭(日清食品)は第2シードだったが、右手首の故障のためドロー抽選後に棄権を決めた。(C)AP(テニスマガジン)

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