「バルセロナ・オープン・バンコサバデル」（ATP500／スペイン・バルセロナ／4月24～30日／賞金総額232万4905ユーロ／クレーコート）のシングルス2回戦で、杉田祐一（三菱電機）が第9シードのリシャール・ガスケ（フランス）を4-6 6-3 7-6(3)で破り、16強入りを果たした。試合時間は2時間27分。

　両者は今回が初対戦。世界ランクは自己最高7位で、現在23位（4月24日付）のガスケは、杉田がこれまでに破った選手の中で最高位となる。

　今大会に2年ぶりに出場した杉田は予選決勝で敗れたが、ラッキールーザーで本戦入りを果たし、1回戦でワイルドカード（主催者推薦枠）で出場した元世界5位のトミー・ロブレド（スペイン）を6-4 6-3で下して大会初勝利を挙げていた。初出場だった2015年には予選を勝ち上がったあと、1回戦でトーマス・ベルッチ（ブラジル）に1-6 0-6で敗れていた。

　杉田は3回戦で、第7シードのパブロ・カレーニョ ブスタ（スペイン）とアンドレアス・セッピ（イタリア）の試合の勝者と対戦する。