大場久美子「パニック障害」経験と克服法を語る

まいじつ

大場久美子「パニック障害」経験と克服法を語る

タレントで心理カウンセラーの大場久美子が、4月27日放送の『バイキング』(フジテレビ系)に出演し、自身も闘病した『パニック障害』の克服法をアドバイスした。

パニック障害は突然の恐怖不安感や動悸、頻脈、ふるえ、息苦しさ、吐き気発汗といったさまざまな症状に襲われる病気で、脳神経伝達物質の分泌バランスが崩れて起こる脳の誤作動が主な原因とされている。

年々、パニック障害患者は増えており、芸能人ではIKKO、円広志、長嶋一茂、『KinKi Kids』堂本剛、『中川家』剛などがパニック障害であることを告白している。

8年間にわたってパニック障害を治療し、克服した大場久美子は、症状について「わたし(の場合)は表には分からない感じ。でも、呼吸ができているのに(空気が)吸えてないという焦り、あと心臓の動悸です。わたしの場合はその2パターンが一番辛かったです。(空気が)吸えてない窒息死寸前みたいな苦しさに襲われる」と話した。

どんな人がパニック障害になりやすいのか?

番組ではパニック障害に陥りやすい人の特徴として、《心配性・内向的な性格》、《几帳面・完璧主義の性格》、《ヘビースモーカー》、《アルコールの飲み過ぎ》を挙げた。

これに対して、MCの坂上忍は「これ、おれでしょ! これ全部おれだよ。ぼくも心配症で内向的だし、もう、几帳面、完璧主義というか細かい」と興奮。ボードの《ヘビースモーカー》と《アルコールの飲み過ぎ》のところを指さしながら、「ドン、ドン、イエイ!」と親指を立てて笑いを取った。

大場は具体的な対処法として、《緊急連絡先のカード》、《発作が起きてしまったときの対応メモなどを作る》、《携帯電話を常に手元に置いておく》など、安心できるアイテムを増やすことをアドバイスしていた。《対応メモ》については、呼吸が苦しくてしゃべれないときに「名刺とかに『スタッフを呼んでください』とか、『ここに連絡してください』とか、『救急車を呼ばないでください』とか、『そっと見守ってください』とか、とにかくいろんなカードを持っていた」と使い方を説明した。

続けて、周りの人には「呼吸をすると過呼吸になって、余計苦しくなるので、呼吸を整えるためにはそっとしていてほしい」とお願いした。

パニック障害で苦しんでいる人に向けて、「必ず、パニック障害は克服できる。自分が体験してますので。脳の誤作動の原因は分からないけれども、誤作動しないような持っていき方は訓練できるということが分かってきましたので、焦らずに。時間とかやり方はそれぞれだと思いますけど、必ず前向きになれるということはお伝えしたい」と語りかけた。

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