派閥は解禁へ?キムタク&嵐・二宮共演で迎える”ジャニーズ新時代”

デイリーニュースオンライン

Photo by Pixabay(写真はイメージです)
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 元SMAP・木村拓哉(44)が、ついに嵐メンバーと共演する日がやってくることとなった。グループ解散後、派閥違いのSMAPと嵐が「共演も可能となった」とされていたが、そのトップバッターはやはり木村拓哉が飾ることに。そしてその裏には、やはりジャニーズ事務所による“思惑”が見え隠れしている。

 情報解禁されたのは、木村が主演する映画『検察側の罪人』。公開は来年で、二番手を務めるのは嵐の二宮和也(33)。昨年、SMAPが“飯島派閥”に所属していた状態では、考えられない共演となった。

「解散騒動では一般メディアまで報じることとなりましたが、かねてからジャニーズはSMAPマネジャーだった飯島三智氏(60)の“飯島派閥”、そしてメリー喜多川(90)、藤島ジュリー景子(50)親子の“ジュリー派閥”が存在しており、年末の音楽番組など特別な機会でない限りは、共演が一切NGという状態でした。今回の発表でも、SMAPの解散や飯島氏の退社によって、派閥問題が『解消された』と報じられています」(スポーツ紙記者)

 ことさらに“派閥解消”を強調するのは、同事務所内で共演NGといういびつな状況を創り出したのは、飯島氏の責任にさせたいというジャニーズサイドの思惑があるのだという。

■それでも拒絶する草なぎ、香取

 テレビ局関係者が言う。

「そもそも派閥を作り、番組共演どころかテレビ局のプロデューサーまで区別させていたのは、完全にジュリー氏のほう。ところが、もはや世間はジャニーズ事務所=悪という図式が定着しているだけに、この状況を解消させる手段として、今後はこうした共演を定着化させていきたいのでしょう。草なぎ剛(42)や香取慎吾(40)らにも、こうした企画を打診しているそうですが、彼らは一向に首を縦に振らない。昨年物議をかもした『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)での“公開謝罪”よりも以前に、こうした措置が取られていたなら、もう少し状況はよくなっていたかもしれませんが……」

 いち早くジュリー派へ“寝返った”木村の共演だが、ファンからも「格落ちした感じが否めない」と批判も出ている『検察側の罪人』。公開までまだ時間は残されているが、果たしてそれまでに、ほんの少しでも世間の評価を覆すことができるのだろうか。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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