三代目JSBが秋まで活動小休止?渦巻く不安と”8月振替公演”
秋まで活動小休止──。人気絶頂のグループ、三代目J Soul Brothersファンに動揺が広がっている。この事実が発覚したのは5月1日。同グループのパフォーマー・山下健二郎(31)がスポーツ紙のインタビューに答えた際、「三代目JSBのライブ活動は2月に全国ツアーを終えてからは“小休止”で、今秋からの次回ツアーに備えている状態だ」という一文が書かれていたことから明るみになった。
「去年から開催されてきた単独ツアー『METRO POLIZ』の福岡ヤフオク!ドームのファイナル公演では、同ドームに37,000人、各地の映画館のライブビューイングに40,000 人と、合計77,000人の観客が詰めかけ、圧倒的な人気ぶりを見せつけました。秋から再び始まるツアーにも期待が高まっています」(スポーツ紙芸能デスク)
しかし、ここにきてその勢いをそぐような「小休止」宣言。彼らはどうしてあえてそう言わなければならなかったのか?
「山下が紙面にこう答えています。『充電期間というか、個人業として、休みたい人は休む、仕事をバリバリする人はする、という期間を設けてもらった。僕だったら役者業やいろんなことをチャレンジする期間。ライブで7人集まったときに、最強のグループになれたら』と。デビューして7年、走り続けてきた彼らにとって、さらなるスキルアップのために必要だと判断したのでしょう」(前同)
だが、これまで活動休止を発表してきたMr.Childrenやいきものがかりのように、曲作りを自ら手がけるアーティストたちに比べると、三代目JSBがとる「小休止」がどこまで意味があるのかは定かではない。
■8月の“振替公演”はどうなる?
いずれにしても今後の飛躍に対して期待する声もある一方で、しばらく会えないことから「辛い」という意見も少なくない。そして、気がかりなことが実はもう1つあるという。
「今年8月に開催予定の振替公演ですよ。去年12月、札幌ドームでの『METRO POLIZ』ライブに出演予定だったMAKIDAIを含む乗車メンバーが交通事故に遭って重傷を負ったことで公演が中止になったことがありました。その振替公演が8月の2日間にあるんです」(前出・スポーツ紙芸能デスク)
彼らが復活するのは『今秋』とのこと。ファンには不安が募る知らせとなったが、どうなるのか続報を待ちたい。
- 文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
- ※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する