飯島マネへの決別宣言だった?木村拓哉&二宮和也が”禁断コラボ”へ

デイリーニュースオンライン

Photo by Pixabay(写真はイメージです)
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 かつての敏腕マネージャー・飯島三智(60)派と呼ばれたSMAPに対し、藤島ジュリー景子(50)派と呼ばれていたのが嵐。そんな二大グループの人気メンバー、木村拓哉(44)と二宮和也(33)が映画『検察側の罪人』で共演することが5月3日に報じられた。これで派閥を超えた禁断のコラボレーションが実現した。

■木村、飯島女帝との決別表明か?

 木村は4月29日に主演映画『無限の住人』が公開されるも、2日に発表された全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ)で初週6位。興行収入はわずか1億8900万円。全国公開してすぐ各所で「大ヒット上映中」とPRしていたのが寒々しく感じるコケっぷりだ。

 そんな“『無限の住人』爆死”の一報とほぼ同時に『検察側の罪人』(2018年公開予定)の情報が解禁に。東京地検のエリート検事である最上(木村)と駆け出し検事の沖野(二宮)がある事件をめぐって衝突する。共演にあたって二宮は「木村さんに身を委ねます」、木村は「とても興奮しています」とコメントしている。

 SMAPと嵐のメンバーが映画で共演するのは、史上初の試み。実現した要因の一つは、事務所内の派閥関係だ。SMAPがマネージャーの飯島派、嵐が藤島派に属していたからだ。それが昨年の飯島氏の退所、SMAPの解散によって派閥関係が崩れ、今回のコラボが生まれた模様だ。

 かくいう元SMAPのメンバー5人は、ジャニーズ事務所との契約更新を毎年9月に行ってきた。そのため契約更新の3ヶ月前、6月には意思表明をするよう定められている。中居や飯島氏を中心に独立話が浮上しているだけに、その動向が注目されている。

「もし事務所を脱退するなら、更新月をまたぐような仕事は契約上ややこしくなりかねない。ジャニーズとは業務委託の関係に切り替え、新しいオファーは9月以降に受けるのではないだろうか」(報道関係者)

 事実、中居正広(44)や香取慎吾(40)、草なぎ剛(42)、稲垣吾郎(43)の4人は長年出演するレギュラー番組だけ出演中。秋口の新しいドラマの話などは未だない。そんな中、事務所で幹部入りも噂される木村だけは『検察側の罪人』が7月頃にクランクイン予定。9月をまたぐであろう仕事を発表し、ジャニーズ残留を暗に示唆している。

「見方によっては木村のジャニーズ残留宣言であり、飯島女帝との決別表明とも見ることができる。一方、中居が香取と共演したり稲垣とゴルフに興じたりしており、“4人対キムタク”の構図が鮮明になりつつある。5人の関係はやはり後戻りできないところまで達しているのかもしれない」(報道関係者)

 あらためてジャニーズへの忠誠心を感じさせる木村。飯島氏と決別する意思は固そうだ。『無限の住人』のインタビューなどで言ったとおり、このまま単体の船を一人で漕ぎ続けていくつもりなのだろうか。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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