連休中も席はガラ空き?木村拓哉『無限の住人』大惨敗を検証 (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■監督にも低評価…もはや見る人なし?

 同作の低迷は、木村のゴリ押しが失敗しただけでなく、監督の前評判の低さが影響したという声もある。監督の三池崇史(56)は、かつて『クローズZERO』で大ヒットを飛ばしたものの、昨年公開の『テラフォーマーズ』が映画ファンから一斉に酷評されるなど評価は急降下している。毎年のように話題作を複数担当するなど多忙なこともをあって、作品のクオリティに差が表れているとの指摘も絶えない。そんな声もあって三池作品の公開前の期待値は下がりっぱなしなのだという。

「三池監督作品はたまに当たりが出るものの、最近ではほとんどが大外れとあって映画ファンの心が完全に離れてしまっている。実際には見た人の間で『思ったよりよかった』と好評価の声も聞かれ、三池監督らしい“血みどろ演出”も作風としてはハマっていた感があるものの、木村のファン層に“血みどろ演出”を好む人は少なかった。家族連れにも向かず、若いカップルにも不向き。この連休中も都心部の映画館の入りは閑散としていたようです」(映画誌ライター)

 もはや、客席が埋まっていないことを自虐ネタに各地で同情票に訴えるべく、木村自ら土下座キャンペーンを展開するのもひとつの方法なのかもしれない。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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