【プロ野球】ショウアップナイター解説者・里崎智也氏が「頭が下がります」と語るWBC組は内川聖一ら控え組! (1/2ページ)

デイリーニュースオンライン

里崎智也氏が「頭が下がります」と語るWBC組は内川聖一ら控え組!
里崎智也氏が「頭が下がります」と語るWBC組は内川聖一ら控え組!

 開幕から1カ月が過ぎ、セ・パとも好不調のチーム、選手の色分けがハッキリしてきた頃。ここまで、WBC組の面々に結果が出ていない印象も受けるが、実際のところ「WBC後遺症」のようなものはあるのだろうか。

 この議論に対して、「影響はない」と断言するのが、自身も2006年の第1回WBCで日本代表の正捕手として優勝に貢献し、帰国2日後に開幕日を迎えた経験を持つ里崎智也氏(元ロッテ)だ。

 現在、ニッポン放送で解説者を務める里崎氏が5月3日、東京スカイツリーのイベント会場で行われた「J:COMプレゼンツ ニッポン放送ショウアップナイター『プロ野球トークショー』in J:COM Wonder Studio」に登壇。

 WBC組のここまでの戦いぶり、そして今月末から始まるセ・パ交流戦の展望など、今季のプロ野球について語った。

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■WBCがあろうがなかろうが、出てくる選手は出てきます

「WBCの影響って、僕はないと思ってるんです」

 司会者から「WBC後遺症」について問われると、里崎氏はキッパリと気持ちよく「ない」と返した。

「WBCがあろうがなかろうが、開幕の段階で調子の上がらないタイトルホルダーなんて、いっぱいいるんです。調整期間云々の議論もありますけど、今回はWBCが終わって、帰国してから開幕日まで1週間ありました。自分のときなんて、水曜に帰国して、翌日の朝イチで福岡に飛んで、午前練習から参加。金曜日に開幕を迎えたんです。(当時ロッテ監督の)ボビー(・バレンタイン)からは、次の週からの参加でいいとは言われていて、(WBCに参加した)投手陣は福岡には行かなかったんですけど、僕の心のなかでは、『そんなのはありえない』と開幕からベンチに入ったんです」

 まったく調整期間のないまま開幕を迎えた2006年の里崎は、シーズン終了後、自身初のベストナインを獲得する充実のシーズンを過ごした。

「WBCがあろうがなかろうが、出てくる選手は出てきます。WBCのせいにしても解決策は出てこないですから。強いていえば、中田翔(日本ハム)や武田翔太(ソフトバンク)のように、故障してしまったら、それはWBCの影響、と言えるかもしれません。でも、調子の波に関しては影響うんぬんを言ってもしょうがない。終わってみたら、そこそこの成績を残していると思いますし、『影響があった』と言っても代替案はないわけで、あまり建設的な議論にはならないですよね」

 WBC組の調子について語るならば、もっと違う視点がある、と里崎氏は続ける。

「むしろ語るべきは、WBCでレギュラーではなかった選手。内川(聖一/ソフトバンク)、鈴木誠也(広島)、平田(良介/中日)。ピッチャーでも藤浪(晋太郎/阪神)、則本(昂大/楽天)、松井(裕樹/楽天)といったバックアップメンバーは、試合の感覚もないですし、いつもの調整ができずに開幕を迎えたわけです。でも、そういう選手たちが結果を出しているんですよ。頭が下がりますよね」

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