データを読み取って事故を未然に防ごう! 事故発生率の高い都道府県&車種について調べてみた (1/4ページ)

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データを読み取って事故を未然に防ごう! 事故発生率の高い都道府県&車種について調べてみた
データを読み取って事故を未然に防ごう! 事故発生率の高い都道府県&車種について調べてみた
■そもそも事故の定義は?

まず事故が多いか少ないかと言う前に、それがまず事故なのかどうかを知らなければなりません。交通事故の定義は以下のようになります。

"道路における車両等の交通に起因する人の死傷又は物の損壊(道路交通法第67条第2項)"

なお、ここでの“車両等”の部分ですが、これは自動車を始め、原動機付き自転車、軽車両(自転車・牛馬・そり等)、トロリーバス、路面電車etc……さまざま含んでいます。 この定義では道路交通法の範囲内であれば適応されるので、例えば「馬車の馬に蹴られたor噛まれた」「滑ってきたソリがぶつかった」なんていうのも道路上であれば同法の違反行為に該当し、警察から交通事故証明が発行されてしまいます。私有地であれば道路とは見なされないので交通事故ではありませんし、交通事故証明は発行されません。その代わり別の民法・刑法による処分があります。乗っていれば軽車両な自転車も、降りてしまえば人が運んでいる荷物扱いです。馬が暴走して道路に飛び出したらどうなるのか? クルマでいうサイドブレーキ引き忘れ(道路交通法71条第5項)と同じ扱いなのでしょうか? こんなの言い出したらキリがないですよね。 なので、ここでは警察や国土交通省などが把握し、それを事故としてカウントされた統計データで話を進めて行きたいと思います。

事故の多い少ないを決める基準は?

では、統計データを基にして事故の発生状況を見るわけですが、何を持って多い少ないを決めればいいのでしょうか? 人口が多ければ多いほどその分、交通事故件数は上がるでしょうし、クルマの保有台数が多い地域もそうです。また、高齢者が多い地域で事故が発生すれば死亡事故になる可能性が上がることが考えられるでしょう。「統計データを見る」というのは、ただ数字を見てベストorワーストと判断してはダメなんです。何がその数に結びついたのかという“要因・原因”というのも推測しなくてはいけません。それらも踏まえて統計データを参考にして見てください。

■各データで見る事故状況

前置きが長くなりましたが、ここから事故の件数を見ていきます。

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