観月ありさ『櫻子』が史上最低を更新?セレブ婚で女優限界説も

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櫻子さんの足下には死体が埋まっている|フジテレビ公式ホームページより
櫻子さんの足下には死体が埋まっている|フジテレビ公式ホームページより

 5月14日に放送された、観月ありさ(40)主演のドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(フジテレビ系)の第4話が、5.0%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)と低視聴率を叩き出している。初回平均視聴率6.9%から右肩下がりで、このままいけば全話平均が5%を下回る可能性とともに、2015年に『HEAT』(フジテレビ系)第6話が記録したドラマ最低視聴率2.8%の更新まで見えてきている。

 10日には、ドラマ低迷が続くフジテレビの日曜午後9時台のドラマ枠が、今秋に廃止となることが決定した。同ドラマ枠は、TBSの『日曜劇場』に対抗するべく昨年新設されたが、全く歯が立たず惨敗続きで視聴率は一度も2桁を記録していない。イメージが悪くなる一方の同枠に対し、出演を快諾してくれる役者もいなかったとも言われ、制作スタッフは難航するキャスティングに東奔西走していた。

 さらに先日には、亀山千広社長(60)の退任が決定となる役員人事も発表された。就任当時に打ち立てた「ドラマの復活」という大号令は果たされることなく、亀山社長戦略の象徴ともいわれた“日9”枠は、退任とともに無くなるという結果になったようだ。

 今作は、観月の26年連続ドラマ主演という話題で注目を集めたが、実際はむしろ観月主演というキャスティングミスが、原因の一つだとの声が多くあがっているという。

「原作ファンからの注目が集まっていた同作にも関わらず、40歳の観月が主演を務めたことで『原作とイメージが全然違う』とファン離れを招き、それが爆死の大きな要因となりました。過去には『ナースのお仕事』(同)などのヒット作を生んだ功労者でもある観月ですが、原作を改編したことも裏目となり、同枠の寿命を縮めたと言わざるを得ませんね」(テレビ局関係者)

■観月ありさはセレブ婚で女優としての意欲も消えた?

 観月といえば、2015年に建設関連会社代表取締役社長と結婚、最近ではそのセレブな生活ぶりが表面化してきている。昨年は番組で「食事はほぼ外食、掃除は業者、洗濯は夫任せ」などと発言したことが好感度を大きく下げ、庶民派の役回りはもう出来ないともっぱらだ。

 その上、同ドラマでのあまりに抑揚のない棒読みのセリフに、視聴者から「練習してないだろ」との声も相次いでいる。セレブな生活に身を包んでしまった観月に対して、女優仕事の意欲がなくなってきているのではと指摘する関係者も少なくない。

「自身が女優として稼がなくとも生活が安定するようになってしまった今、女優業に力が入らないのではとの声も聞こえてきます。そうした背景にプラスして、今回で“日9”枠を終わらせる大きな原因となった訳ですから、さすがにフジといえども今後の主演オファーに二の足を踏むことは間違いありません。しかし今さら、脇役での出演オファーなど出来ませんから、このままオファーだけが滞り、自然と開店休業状態に追い込まれる可能性もある」(芸能記者)

 そうなると、今回のドラマは“日9”枠の終焉を告げると共に、観月最後の主演作品となるかもしれない。観月も生活には困らないのであれば、双方にとって万々歳といってもいいのかもしれない。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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