大麻が脳の老化予防に?医療的効果と体へのリスクは【最新研究】 (2/3ページ)

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もともと人体に全く関係のない成分ではないということです。

内因性カンナビノイド
大麻の成分に似た、もともと人体に備わっている物質を、内因性カンナビノイドと言います。

カンナビスとは大麻のさまざまな成分をまとめて呼ぶ用語で、それに「似ている」という意味の「オイド」を付け、カンナビ・オイド、カンナビノイドと呼びます。

俗に「脳内マリファナ」とも呼ばれます。こういったことは他の薬物についても言えます。麻薬であるモルヒネが効くのは、もともと人体に「脳内モルヒネ」があり、それを受け入れる経路があるからです。

作用
大麻の成分が脳内に入ると、様々な部位に存在する内因性カンナビノイド受容体に結合し、様々な作用をもたらします。多幸感をもたらしたり、気分の変動や幻覚を見るといった症状が現れます。 大麻の医学的効果
・鎮痛剤
・幸せな気分にする
・不安を解消する
・吐き気を和らげる
・食欲増進
・がん患者、エイズ患者への投与 大麻による体へのリスク
大麻を使用したときの症状
・量が少ない場合は脈が速くなったり血圧が高くなる
・逆に量が多いと脈が遅くなり血圧が低くなる
・突然死の可能性
・脳卒中の発作
・幻覚を見て異常行動を起こす
・危険な行動から事故に遭う
・長期的に使用による不安、うつ状態、自殺願望、仕事や勉強への無力感
・繰り返し大麻が欲しくなる依存症が起こる

大麻自体は、覚せい剤やヘロインなど他の薬物より体への害や依存性は少ないと言われています。

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