大麻が脳の老化予防に?医療的効果と体へのリスクは【最新研究】 (1/3ページ)

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2017年5月8日ドイツの最新研究により、大麻が脳の老化に効果的であるかもしれないとの報告がありました。( 参考)

日本では大麻を医療目的でも使用することが許可されていませんが、海外では許可・黙認されている国もあります。

大麻と脳の関係について、医師に詳しく解説していただきました。 ドイツの最新研究

研究内容
研究では、若いマウスと年老いたマウスに対し、低用量の大麻成分を長期間与え、記憶力や新しい環境に対応する能力をテストしました。

研究結果
大麻を摂取しない状態では、年寄りマウスは若いマウスより成績が劣っていたのですが、大麻を摂取すると、逆に成績が良くなり、大麻を取っていない状態の若いマウスの成績よりも優れていたということです。

大麻(マリファナ)の成分を摂取すると、加齢に伴う脳の機能低下を回復させる可能性があると分かったとのことです。

今後の展望
大麻の与える影響は年齢によって異なる可能性があり、今後は人間を対象にして治療効果を検討する予定であるとのことです。 (※1) 大麻は脳にどのように作用する?
大麻が人体に影響する理由
大麻の成分に似たものが人体にもともと存在しており、その物質が結合するべき受容体に、大麻成分が取りつくからだと言われています。
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