世界遺産・ジョージタウンでアート体験!「ロザンナズ・バティック(Rozana’s Batik)」でバティック制作に挑戦 (3/4ページ)
なるほど!一箇所に複数の色を付けるという発想はありませんでしたが、異なる色を組み合わせてグラデーションやメリハリを付けるのは、バティックの世界ではお決まりの技法です。
もともと水のようにさらっとした染料は、あっという間に布に染みていきます。蝋で描かれたラインを超えることはありませんが、ラインの内側で、異なる色が混ざり合います。
予想したよりも色が広がりすぎて焦る場面もありましたが、意図的に異なる色を混ぜ合わせることができるのがバティックの醍醐味。紙に絵の具で色を塗る要領とはまったく違います。
一時間ほどかけて、色付けが完成。「もっと自由でポップな感じにしてもよかったかな」と思いつつも、世界で一つだけのオリジナルバティックに大満足です。
「今後ジョージタウンに来たら、一からデザインを起こして、思いきったポップな配色にしよう」と誓いつつ、ロザナ先生の教室を後にしました。
色を付けるだけなんて簡単なように思えますが、意外に集中力を要しました。