昨年末に写真週刊誌上でコカイン使用疑惑を報じられ、それを否定するも、芸能界からの引退を表明した成宮寛貴が、復帰へ向けて動き出したという。騒動直後は海外に脱出していたが、現在は帰国しており、大手芸能プロダクションと接触を開始したというのだ。

成宮は引退発表したあと、インドネシアのバリ島などに滞在。ファッション関係の仕事に就くなどと言われてきたが、なぜこのタイミングで帰国をしたのか。

「ビザの関係、そして貯金も大幅に目減りしたことで、春には帰国しています。ファッション関係の仕事と言っても、そんなに都合のいい仕事はなく、成宮本人は芸能界復帰を目指しています」（テレビ局関係者）

成宮が引退してからサポートしてきたのは、舞台などに強い某芸能プロダクションの幹部だった。そのため、前出のテレビ局関係者によると、「どこか小さい舞台で復帰するという情報が流れた」とのことのだが、現在は状況が変わったという。

「あのような辞め方をしてしまったため、とても疑惑が晴れたとは言えず、イメージが最悪のままなので復帰は難しいとみられていました。ところが、ここへきて大手の芸能プロダクションが成宮獲得に手を挙げているのです。成宮本人もまんざらでない様子で、話は進んでいるとか。もともと成宮が所属していた芸能事務所も、特に復帰をに反対するつもりはありません。いまでも“事故物件”だと考えていて、関わるつもりはないようです」（芸能プロダクション関係者）

成宮は引退表明したときに、コカイン使用疑惑を否定した上で「この仕事をする上で人には絶対知られたくないセクシャリティな部分もクローズアップされてしまい」ということを理由に挙げていた。これが、復帰の理由に繋げられるという。

「復帰するにあたって、セクシャリティーに関する報道でパニックになったと強調し、コカイン使用疑惑を一蹴する算段だそうです」（同・関係者）

大手芸能プロダクションという強力な後ろ盾を得て、舞台だけではなく、かつてのようにテレビや映画でも活動したいというのが成宮の本意のようだ。