よく聞く広報とはどんな職業? 仕事内容を知ろう (1/2ページ)

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ほとんどの会社には「広報部」がありますね。広報が独立していない場合には、総務部の中に広報の担当者を置いているのではないでしょうか。広報の仕事は、同じ社内でも外から見ているだけではわかりにくいものです。今回は、この「広報」の仕事についてご紹介します。

■広報の仕事とは?

広報の仕事は、「自社の製品・サービス、また自社の活動について消費者によく知ってもらえるようにすること」です。広報部に配属された人は、そのために主に次のような仕事を行います。

●自社製品の発表、発売に合わせてプレスリリースを作成
●プレスリリースの配信、郵送
●自社ホームページの更新
●取材対応

広報は自分から積極的に発信していくことが大事ですが、メディアから取材を受けたときにうまく対応することも重要です。「御社製品の優れた点について記事にしたい」といった前向きなメディア紹介の場合はいいのですが、「御社の社員が起こした事件について」といったツラい取材申し込みにでも、しっかりと対応できなければいけません。

積極的な「攻めの広報」だけでなく、危機的な状況を広がらせない「守る広報」もできる人こそが本当に広報部向きの人材といえるでしょう。なにせテレビの謝罪会見をセッティングして、メディアの人間に来てもらう、という仕事は多くの場合「広報」の仕事なのです。

さて、広報はPRと言われますが、これはPublic Relationsの略です。Public(一般)とRelations(関係)を築く、という意味でこの名称がありますね。一方で会社が力を入れているのが「IR」です。IRはInvestor Relationsの略で、Investor(投資家)とRelations(関係)を築く、という意味です。IRについても広報が担当することがあり(大企業では部署がわかれていることもあります)、その場合、広報部の中にIR担当者を置きます。

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