【医師監修】目の疲れによる頭痛の治し方 (1/3ページ)

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【医師監修】目の疲れによる頭痛の治し方
【医師監修】目の疲れによる頭痛の治し方

仕事でパソコンを使ったり、暇さえあればスマホをいじったりと、1日中液晶画面を見て過ごしている人は多いもの。それによって、目が疲れてしまい頭痛を引き起こしてしまうことがあります。頭痛がひどくなると吐き気に襲われることもあるので、どうにか手を打っておきたいところ。そこで今回は、目の疲れによる頭痛の治し方を、脳神経外科の伊藤たえ先生に聞きました。

■目の疲れからくる頭痛とは?

目の疲れ、いわゆる眼精疲労から頭痛が起きる原因とそのメカニズムとは、一体どのようなものなのでしょうか? 伊藤先生に解説していただきます。

◇どうして目が疲れると頭痛になるの?

眼精疲労の主な原因は、以下の4つが挙げられます。

・パソコンやスマホ、読書などで目を酷使している ・近視や乱視、白内障など、もともと目の病気を持っている ・メガネやコンタクトレンズの使い方が不適切(度が合わない、汚れがあるなど) ・ドライアイ

最近は、眼科を受診しなくてもインターネットで簡単にカラーコンタクトレンズが買えますが、ものによっては目を傷つけることも。また、2ウィークの使い捨てコンタクトレンズをずっと使い続けるなど、誤った使い方もトラブルの原因に。さらにドライアイは、スマホなどの液晶画面を見ているときの瞬きの回数が減ることで生じます。

目が疲れるというのは、目のまわりの筋肉が緊張している状態のこと。十分な休息や睡眠をとれば治るものですが、目の疲れがとれずに慢性化したものが眼精疲労です。そうすると、目のまわり以外の頭や首、肩などの筋肉も凝るようになり、頭痛を引き起こすようになります。眼精疲労から、慢性的な頭痛持ちになることも。

◇目の疲れと吐き気の関係って?

目が疲れると目の奥が痛くなったり、頭痛を伴ったりことがあります。脳の中で、痛みの信号が吐き気を司る部分と連動しているため、目を酷使すると吐き気をもよおすのです。

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