棒演技で紅白復帰が消えた?和田アキ子『小さな巨人』で大失態

デイリーニュースオンライン

写真は「Akiko Wada BEST HIT COLLECTION」より
写真は「Akiko Wada BEST HIT COLLECTION」より

 26年ぶりに連続ドラマ『小さな巨人』(TBS系)に出演した和田アキ子(67)の演技が話題を呼んでいる。学校法人の悪徳理事長役としての出演で、現実世界で起きている森友学園問題を彷彿とさせる設定だ。

 和田にとっては『スクール☆ウォーズ』(TBS系)シリーズ以来の連ドラ出演だが、現場は大ブーイング。『女性セブン』(小学館)は、和田の撮影時の様子として、「アカン、絶対失敗する。私、演技なんてできないんだから」と弱音を吐き、その顔色といえば「土気色というか、明らかにこわばっていて」と惨憺たる状況を報じている。台本は何度も繰り返し読んだうえ、手汗でボロボロになる始末。新人女優のような気負いを見せたものの、力不足は否めなかったようだ。

「和田はドラマでは使いにくい。バラエティ番組での傍若無人ぶりは虚勢を張っているだけで、実際はとても小心者。すぐ泣くこともよく知られています」(テレビ局社員)

『週刊文春』(文藝春秋)も、悪役のボス的存在なのに緊張で声が震えたり、セリフが出なかったりとNG続きで周囲を呆れさせていることを報道。普段の居丈高な態度とは打って変わった「気の小さな巨人」ぶりを伝えている。

 臆病な性格もさることながら、今回のドラマ出演は和田にとって大きなプレッシャーとなっている事情がある。

■女優効果で紅白復帰の魂胆はパーに

 芸能誌記者が語る。

「和田は昨年、40回目の出場がかかった『紅白歌合戦』(NHK)に落選し、大きな挫折感を味わった。そこで、苦手な女優業に手を伸ばして実績をつくったうえで、紅白返り咲きを狙っているとも。しかし、今回女優に挑戦した『小さな巨人』では演技の不味さばかりがクローズアップされるかたちになり、かえってマイナスが大きいのでは。世間の反応を気にするNHKですから、紅白復帰にも影響を与えそうです」

 和田は昨年に紅白落選が決まった際は、「紅白は見ない」「日本にはいたくない」と恨み節を連発し、動揺ぶりを隠せなかった。だが、汚名返上で臨んだ女優業は想像以上にハードルが高かったようだ。結局は、自身の冠番組で後輩タレントを相手に女王様気取りで尊大に振る舞うしか芸がないことを、自ら証明するかたちとなりそうだ。

文・鈴木雄二(すずき・ゆうじ)
※1977年、神奈川県出身。全国紙社会部に在籍し、警察・検察などの事件取材や、ブラック業界、芸能界などの分野を幅広く取材している。主な著書に「警察のすべて」(宝島社刊・共著)がある。
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