嵐・相葉雅紀『貴族探偵』原作ファンも理解できない第7話は7.8%

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貴族探偵 | フジテレビ公式サイトより
貴族探偵 | フジテレビ公式サイトより

 嵐・相葉雅紀(34)が主演を務める『貴族探偵』(フジテレビ系)の第7話が5月29日に放送され、視聴率は7.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。相変わらず苦戦が続いているが、第6話からは0.3ポイントアップとなり、終盤に向けて巻き返しに期待したい。

 同作は、麻耶雄嵩の短編シリーズが原作。相葉演じる年齢も本名も不詳という謎の“貴族探偵”。探偵と名乗っているものの、推理を「雑事」と言い放ち、使用人の山本(松重豊)、佐藤(滝藤賢一)、田中(中山美穂)に任せて、自らは優雅に事件関係者である女性の相手をするだけ。貴族探偵とともに毎回事件に出くわす女探偵・高徳愛香(武井咲)、そして同じように毎回出くわす「貴族様担当」の神奈川県警捜査一課の鼻形雷雨(生瀬勝久)らと共に、謎に挑むことになる。

 第7話は、師匠である喜多見切子(井川遥)の死に貴族探偵が関係していると疑う愛香が、切子にとっての最後の事件の報告書を紐解く。舞台は1年前。切子のクライアントだった都倉電子社長、都倉健一(小木茂光)が自殺。その知らせを受け、切子はすぐさま都倉家へ。自殺の現場は密室状態だったが、切子は都倉の自殺に疑念を抱き、現場を検証する。切子は都倉の部屋の密室が作られたものであることを見抜き、これは自殺ではないと考えた。そのとき、田中(中山美穂)が現れ、切子たちを天幕に誘い出す。そこには、貴族探偵の姿が……。

 これまでになく見せ場の多い回となった第7話。

 第1の見せ場としては、愛香が愛用するスマートフォンの音声アシスト“ギリ”の声を演じていた仲間由紀恵が、謎の秘書「鈴木」として登場。終盤には“ギリ”の謎も提示され、これまで単なる音声アシストだと思っていた視聴者を裏切る、戦慄の展開を見せるのだった。

 第2は、こっそりと嵐との“コラボレーション”が散りばめられていたこと。まず、都倉と前妻の息子、忠仁(藤原季節)が「共通の友人とレイトショーを見に行ってた」とアリバイを証言するシーンでは、二宮和也が出演している映画『暗殺教室』のワンシーンが流される。そして、山本たち執事が、謎解きをするときに使う再現映像の冒頭に「鍵のかかった部屋」と、大野智主演ドラマ『鍵のかかった部屋』(同)のロゴと非常によく似た文字が登場。また、都倉が死んでいた部屋にあったチョコレートが、松本潤の主演ドラマ『失恋ショコラティエ』(同)を連想させているのではないかとの指摘もあり、嵐ファンからは歓喜。

 一方、ドラマの視聴率を支える原作ファンは、今回の展開については「『連続ドラマ』としておもしろくなるような改変や演出をドドンと盛り込んでる」「完全に原作ファンも想像できないところに来てしまった」「すごい! 原作ファンなのに一切わからない!」と大絶賛。また、放映日は原作者・麻耶の誕生日ということで、エンドロールの麻耶の名前の横にバースデーケーキのアイコンが付けられるなど、遊び心にあふれたところも原作ファンに喜ばれていた。

 貴族探偵の“闇”に触れ、ゾクッと背筋の凍るようなエンディングを迎えた第7話。これから切子の死と貴族探偵の関係はどう明かされていくのだろうか。

文・ジャニーズ研究会(じゃにーずけんきゅうかい)
※ジャニーズを愛する有志による記者集団。『ジャニーズ50年史』『完全保存版ジャニーズの歴史――光も影も45年』『ジャニーズに捧げるレクイエム』(鹿砦社)など多数の出版物を刊行。

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