総務とはどんな職種? 仕事内容を知ろう (1/3ページ)

学生の窓口

会社には必ず「総務部」があるもの。ですが「総務部の仕事ってなに?」と聞かれた際に明確に答えることができるでしょうか? 総務部は「なんでも屋」と言われたりしますし、そのとおり仕事内容は多岐にわたります。今回は、意外とわかりにくい「総務の仕事」についてご紹介します。

■総務部の仕事とは?

総務部とは、そもそも名前が「総じて務める」であることからもわかるように、社内の業務においてはなんについても対応できる、または対応しないといけない部署です。総務部のミッションは「会社の業務が円滑に行えるように手を講じること」です。

通常は、社内で使用する備品(ペン・コピー用紙など文房具、机・イス・パソコンなど種類はさまざま)の手配、来客対応の窓口、社内イベントの手配と遂行、といった業務を担当しています。また、他の部署で人手が足りないときには総務部所属の社員が応援に出張したりします。

また、ときとして社内の各部署が縦割りになり過ぎて、問題・懸案事項が各部署の担当範囲の合間に落ちてしまうことがあります。総務部は、そんな担当部署があいまいな仕事を救うために、それを引き取ったりすることもあるのです。

対外的に面倒な仕事を総務部が引き受けることもあります。また規模が大きくない会社では、総務部は部署が細分化する前の母体となることが多く、たとえば広報部が独立していない会社ではその機能を総務部が担っていたり、人事部が独立していない会社では総務部が勤怠管理を行っていたり、といったことがあります。

総務部の仕事は、上記のとおり「会社の業務が円滑に行えるように手を講じること」です。会社に属する全ての社員が「自分の業務のことだけを考えていればすむ」ように、裏方として働くのです。そのため、各部署で起こった問題は「総務部になんとかしてもらおう」と持ち込まれることが多いのです。その意味で総務部はトラブルバスターの役目も背負っているといえるでしょう。

「総務とはどんな職種? 仕事内容を知ろう」のページです。デイリーニュースオンラインは、職業一覧免許・資格就職活動将来大学生カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧