ジョセフHC&堀江主将が語る。ルーマニア代表のスクラムにどう挑むか。 (2/2ページ)

ラグビーリパブリック

ジョセフHCは、6月7日にニュージーランドはオークランド・イーデンパークでおこなわれたブルーズ対ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズ戦(22-16)を引き合いに出し、笑顔を浮かべる。

「あの試合は最初のスクラムが組まれるまで20分ほどかかった。明日の試合は一度もノックオン(スクラムを呼ぶ軽い反則)をしないので、スクラムはゼロだね! 自分たちでテンポをどんどん上げていきたい。我々は我々の戦い方を遂行し切る」

 指揮官のイメージに対し、堀江も「もちろんです」とうなずく。自軍ボールを縦、横に動かし、向こう側の組み手たちの体力を削減。その延長線上で、スクラムでの優位性を絞り出したいのだという。

「ラグビー全体を通して、そこ(スクラムへの影響)に響かせればと思います。いつも以上にボールを動かすようなイメージでやりたいです。相手の弱点を突くのがラグビーやと思っている。どんどん、相手の嫌なところを攻めていきたい」

 スクラムの数を減らし、そのスクラムを我流で耐える。

(文:向 風見也)
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