7割切り取っても再生可能!? 身近なスゴイ臓器「肝臓」をもっと知ろう (1/4ページ)

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気温が高くなると、どうしても酒量が増えてしまい、ついつい飲みすぎてしまう…なんてことも増えてきそうなこの時期。

負担をかけてしまう臓器の一つに「肝臓」が挙げられます。お酒を楽しく美味しく飲むにも、肝臓を健康に保つことが大切です。

別名「怒りの臓器」とも言われている肝臓の知られざる機能などについて、医師に解説していただきました。 肝臓の役割

場所
肝臓はお腹の右上にあり、半分肋骨に隠れています。息を吸って肺が膨らむと肋骨の下に顔を出します。

重さ
1〜1.5㎏ある大きな臓器で、鳥や豚のレバーと見た目はそっくりです。

代表的な機能
・消化液である胆汁を作る
・血液中の糖分を保存し、必要な時は放出する
・脂肪をエネルギーに変える
・コレステロールを作る
・アミノ酸からタンパク質を合成する
・薬物やアルコール、アンモニアを分解・解毒する
・尿中や胆汁中に捨てることで体外に出す
・古くなった赤血球を壊し、ビリルビンにして捨てる 肝臓の豆知識
別名:怒りの臓器
東洋医学では五臓、つまり「肝臓・心臓・脾臓・肺臓・腎臓」が、それぞれ「怒り・喜び・憂い・悲しみ・恐れ」という感情を司っていると考えます。

怒りの感情は、特に肝臓と相互に密接に関わっているとも言われています。

西洋医学での説明、つまり科学的根拠はありませんが、経験的にそのように考えられています。

別名:沈黙の臓器
機能がかなり障害されないと症状が現れないため、「沈黙の臓器」とも呼ばれています。
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