キムタク出演のお陰?『イッテQ』が6週連続20%越え絶好調の内実

デイリーニュースオンライン

Photo by Pixabay(写真はイメージです)
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『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)が11日に放送され、平均視聴率20.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を獲得したことがわかった。同番組は過去最多タイとなる6週連続の20%越えの好調さを示した。

 バラエティの頂点に君臨する『イッテQ』は今年丸10周年を迎えた人気番組だ。11日の放送では出川哲朗(52)のメイン回で、5月にフランスで行われた第70回カンヌ国際映画祭でパパラッチカメラマンに挑戦する『パパラッチ出川 in カンヌ』が放送された。出川が世界的なセレブ有名人を写真撮影するために奮闘し、レッドカーペットには映画『無限の住人』のカンヌ参加で訪仏していた木村拓哉(44)がサプライズ登場する豪華な内容となった。

「今年の『イッテQ』は、裏番組の大河ドラマ『おんな城主 直虎』(NHK)の視聴率が低迷していることもあって躍進が続いています。11日の20%越えはキムタクのサプライズ出演が視聴率に貢献したように思えるが、先週の回より1.0ポイント落ちているので実際は微妙なところ。いまや番組の2大エースとなっている出川とロッチ中岡創一(39)の『Q Tube in アメリカ』が放送されたことが20%キープに繋がったのでしょう」(スポーツ紙記者)

 その一方で同番組には不安も漂う。レギュラー出演を続けるNEWSのメンバー手越祐也(29)の動向だ。過去に関係を持った女性からの相次ぐ暴露で奔放な下半身事情が次々と明るみになり、金塊強奪犯罪者との同席写真まで流出する事態となっている。

「好調な『イッテQ』において、唯一の不安が手越の存在です。子どもの視聴者が多い同番組ではコンプライアンスが何より求められる。不倫騒動で番組降板したベッキー(33)の二の舞が確実視される情勢です。キムタクのサプライズ出演は、番組降板を恐れる手越サイドのご機嫌取りとも囁かれています」(テレビ局関係者)

 好視聴率を続ける『イッテQ』だけに出演者へ課せられるハードルは高い。キムタクの力を借りて手越はレギュラー継続はなるだろうか。絶好調に見える同番組だが、舞台裏では深刻な問題に直面しているようだ。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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