橋下徹参戦! 小池百合子都知事を担ぎ上げる懐刀7人衆(2) (1/2ページ)

週刊実話

 その“同志”については、すでに様々な名前が取り沙汰され、一部はそうした動きを見せ始めているという。
 「現時点では国会議員ではないが、まず筆頭は橋下徹前大阪市長。小池さんが離党届を出すのとタイミングを合わせたかのように、日本維新の会の政策顧問を辞している。維新の松井一郎代表は辞任理由を、『テレビや講演が多いので中立性のため』と言っているが、一説には、憲法改正のため秋にも行われる内閣改造で橋下氏を安倍首相が民間から入閣させる下準備という説もある。しかし、それは見方が甘い。橋下氏はすでに、今の安倍一強状態が崩れるのは時間の問題と見ている。今回の動きは、新たな波に乗るためのケジメですよ」
 とは在阪政治記者。
 「森友学園にしても加計学園疑惑にしても、何かしらの安倍パワーが利いたことは明白だが、何も解明されない。そんな、官邸が徐々に伏魔殿と化しつつあるなか、橋下氏は今後、何かをきっかけに国民の安倍離れが一気に進むと見抜いている。その後の小池氏には相当期待しているようです」(同)

 一方の小池氏周辺関係者も、こう続ける。
 「昨秋、小池塾の講師起用を巡って、橋下氏と小池氏の間に亀裂との情報が駆け巡った。さらに橋下氏は6月4日に、維新総決起大会で都民ファーストに対抗する発言もしているが、あれは松井氏との関係を保つためのポーズでしょう。ホットラインは続いており、小池氏も何かと橋下氏の意見を聞いています。そうした意味でも、橋下氏が政策顧問を辞めたことは、維新を離れ、いよいよ小池新党の本格的準備に参加するということ。ただし橋下氏は、“小池首相”の次を狙う腹なのでは」

 同志の2人目は、石破茂前地方創生担当相だ。
 「石破氏は自民党を離党しないようにも見えるが、首相の座を獲れるなら何でもアリの心境だろう」
 とは自民党ベテラン議員。
 「来年の次期総裁選でも、現状では安倍続投が濃厚。そうならなくても、石破氏は麻生太郎副総理や岸田文雄外相、伏兵の菅官房長官に先を越される可能性が高い。そのため、自身に対してのカンフル剤の意味で小池新党に加わり、そこをベースに頂上を目指すほうが近道と腹を括った。

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