桐谷美玲「人は見た目が100パーセント」モヤモヤ残り6.1%で終幕

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人は見た目が100パーセント|フジテレビ公式サイトより
人は見た目が100パーセント|フジテレビ公式サイトより

 桐谷美玲(27)が主演を務める「人は見た目が100パーセント」(フジテレビ系)最終回が6月15日に放送され、平均視聴率6.1%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)となり、前回より0.4%微増のラストとなった。

 最終話となった第10話では、城之内純(桐谷美玲)と榊圭一(成田凌)の恋にようやく決着がつきます。一度は前田満子(水川あさみ)や佐藤聖良(ブルゾンちえみ)の反対を押し切って交際を続けた純ですが、やはり自分の価値観に合わないことに気づき、別れを選ぶことに。その一方で、開発したファンデーションが無事に発売されて仕事の面ではひとまずハッピーエンド。しかし、どうにもモヤモヤが残る最終回でした。

 まず、どうしても引っかかってくるのは圭一の人物像。前回、堂々と二股をかけるゲス野郎という事実が判明しましたが、なぜわざわざヒロインの相手役に奇抜な設定をあてがったのか、意味がわかりません。こっそり浮気する男性は珍しくはないものの、彼女に堂々と二股宣言をする男性というのはなかなかいないのではないのでしょうか。何か意図があってのことだと考えていましたが、結局説明はなく、拍子抜けに思えました。これでは最終話で純と圭一を別れさせるために、脚本家が無理やり二股男という設定を加えたようにしか思えません。

 また、脇役だから仕方がないものの、もう少し進展を見せてほしかったのが聖良と丸尾拓馬(町田啓太)の恋の行方。二人でスイーツを食べに行く仲にまで進展したのだから、最終回にはもう少し何かあるのかと期待していましたが、全く触れられず。純と圭一が結ばれないのであれば、聖良と拓馬の二人はハッピーエンドでよかったと思うのですが……。

 さらに言えば、最終回くらいはビューティー研究の成果をみんなに認められて欲しかったところ。パーティーに出席することは前回でわかっていたので、てっきりみんなの前で研究の成果を見せつけるのだろうと予想していたのですが、微妙な空気のままあっという間に終了。満子と聖良は相変わらず松浦栄子(室井滋)にダメ出しされているし。今までビューティー研究を重ねてきた意味は一体何だったの?と言いたくなるほどです。

 残念な部分は多々あるものの、最終回を迎えたことに少し寂しさを感じているのも事実。木曜日22時という一週間で一番疲れているときに、気楽に見られるこのドラマは息抜きにちょうどよかったです。1話から最終話まで見直すことはしないけれど、スペシャルドラマとして女子モドキ三人組が戻ってくるのであればまた見てもいいかな。

文・Harumaki

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