SMAP独立組3人に光明か?草なぎ剛『ブラタモリ』異例の継続へ

デイリーニュースオンライン

Photo by amira_a(写真はイメージです)
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 ジャニーズ事務所との契約が9月8日をもって期間満了となる元SMAPの稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(42)、香取慎吾(40)のレギュラー番組は存続するのか、ファンは固唾を飲んで見守っている。そうした中で、草なぎがナレーションを務める『ブラタモリ』(NHK)について、「これまで通り、ナレーションをお願いする予定」と正式に発表され、注目を集めている。

 NHKの木田幸紀放送総局長の定例会見が21日に同局で行われ、『ブラタモリ』について言及した。木田総局長は「草なぎさんの個性を生かした番組作りをしている。コンセプトを変えるのでなければ、これまで通りお願いしたい」と明言した。通常なら所属事務所からの独立前にレギュラー番組は終了するのが通例で、独立後はしばらくテレビに出演できなくなるという過去の実例もあった。

「3人は9月退社を前にすでに活動をセーブしており、解散発表後に新規の仕事は入っていません。また、15日付の日刊スポーツでは『SmaSTATION!!』の9月打ち切りが報じられ、後枠でドラマがスタートするという具体的な情報まで流れている。こうした情勢から、3人の独立と同時に”ジャニーズ所属”として受けていた仕事はすべて同様に打ち切りになるとみられていた。しかし、草なぎの『ブラタモリ』でのナレーションが継続するというのは異例のケースで、NHKとジャニーズのあいだで何らかの話し合いが持たれたのは確実。独立する3人の先行きに明るい光が差したといえるでしょう」(芸能関係者)

 ジャニーズからの退所を決めた稲垣は『ゴロウ・デラックス』(TBS系)、草なぎは『ブラタモリ』(NHK)と『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)、香取は『おじゃMAP!!』(フジテレビ系)と『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系)と冠番組を持っている。通常であれば、「大手事務所から移籍すると2年間は地上波番組に出演できない」という業界の暗黙のルールがあることで、3人がテレビから消えるという不安が拭えなかった。しかし一転、草なぎの『ブラタモリ』継続が発表されたことで、そのほかのレギュラー継続も好転する可能性があるという。

「じつは3人の独立が発表されてもなお、『「ぷっ」すま』と『おじゃMAP!!』はスタッフには番組終了の予定は伝えられていません。『ゴロウ・デラックス』も打ち切りに向けた動きはまったくなく、現場は戸惑いながらも継続を前提で制作体制を整えている。3人の契約満了まで3ヶ月しかない段階で、後番組の調整が一向に進んでいないというのは異常事態。番組継続は濃厚と見るのが自然では」(前出・関係者)

 ジャニーズから退所しても3人がこれまで通りに活動できるのであればファンはひと安心だ。芸能界の悪しき慣習を打ち破ることで、稲垣、草なぎ、香取の3人は新たな歩みを進めていくことになる。

文・橘カイト(たちばな・かいと)
※1979年島根県生まれ。編集プロダクションを経て、フリーに。週刊誌などで芸能関係の記事を執筆。また、民俗学などにも精通し、日本のタブーにも数多く取材。主な著書に『真相!禁忌都市伝説』(ミリオン出版)ほか多数。
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