【プロ野球】これはきつい…。ケガ人続出。ヤクルトの惨状を3位争いのライバル・DeNAで例えてみた (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■ヤクルトの離脱者をDeNAで例えると……

 ヤクルトの離脱者を3位争いのライバル・DeNAに例えてみよう。どれほど苦しい状況か、わかってもらえるだろう。

 DeNAの投手陣で小川、山中に相当するのは、昨シーズンの投球回数における上位2名の石田健大と井納翔一だ。

 開幕投手を務めた石田は一時の登録抹消を経て復帰したものの、石田の不在は大きな痛手だった。また、勝ち星に恵まれていないものの、先発ローテーションを守る井納も欠かせないはずだ。

 ヤクルトの状況をDeNAに置き換えると、まずこの先発2投手を失ったことになる。

 捕手では、戸柱恭孝と嶺井博希が不在という状況になる。しかし、DeNAの捕手陣には経験のある高城俊人が控えているので、仮に戸柱と嶺井が離脱しても、ヤクルトより痛手は少ないかもしれない。

 野手陣で言うと、梶谷隆幸、ロペス、宮崎敏郎が不在。さらに、主砲の筒香嘉智が絶不調というイメージが近い。

 DeNAファンがこの惨状を想像するだけで、目の前が真っ暗になるのではないだろうか。

 このような状況でヤクルトは上位を目指しているのである。

 ヤクルトは開幕から満身創痍で戦っている。暗い話題ばかりだが、交流戦の終盤には、由規が7回1失点で2勝目を挙げ、原樹理がプロ入り初完投勝利の好投を見せた。ブキャナンも来日初完封。明るい兆しも見えてきた。

 また、三塁に定着した藤井亮太が9試合連続安打。守備でも好プレーを見せるなど完全にポジションを確保している。

 優勝を目指したいところだが、まずは3位を目標に定め、交流戦明けの再スタート後に立て直しを図りたい。

文=勝田聡(かつたさとし)

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