【プロ野球】これはきつい…。ケガ人続出。ヤクルトの惨状を3位争いのライバル・DeNAで例えてみた (1/2ページ)

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ヤクルトの惨状を3位争いのライバル・DeNAで例えてみた
ヤクルトの惨状を3位争いのライバル・DeNAで例えてみた

 交流戦は1分けを挟み10連敗でスタートしたヤクルト。序盤から苦しい戦いを強いられたが、ホームの神宮球場に戻ってきた最終週は4勝2敗と勝ち越し。いい状態で交流戦を終えることができた。

 しかし、毎年の懸念である故障者が交流戦で増えてしまったのも事実。そこで、現在の苦境を確認するとともに、3位争いのライバル・DeNAでヤクルトの惨状を例えてみるとどうなのか考えてみた。

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■交流戦で正捕手と二番手捕手が揃って離脱

 DeNAと比べる前に、交流戦で正捕手と二番手捕手が離脱したことに触れておきたい。

 6月13日の楽天戦でファウルチップを受けたヤクルトの正捕手・中村悠平。「右大腿骨の骨挫傷」、「右膝蓋骨骨折」の疑いがあると診断され、戦線離脱。その後は、昨シーズン、ブレイクを果たした西田明央がマスクをかぶった。

 しかし、その西田も16日の日本ハム戦において自打球で負傷。「左脛骨の打撲」と診断された。翌日には星野雄大を1軍に昇格させてバックアップ態勢を作り、井野卓が先発出場。なんとか、交流戦を乗り切った。

 交流戦の最終試合で、星野がプロ入り5年目にして初出場を果たしたのは明るい話題だった。これを機に中村、西田を脅かす存在になってほしい。なお、西田は交流戦終了時点で登録を抹消されていないが、交流戦明けの出場は未定となっている。

■離脱者の状況を確認

 ここまでの離脱者の状況もあらためて確認してみよう。

 投手陣を見るとシーズン開幕から好調だった小川泰弘、サブマリン・山中浩史が離脱。昨シーズンの投球回数におけるチーム1位、2位が揃って離脱した格好だ。

 また、打撃陣では川端慎吾が椎間板ヘルニアで開幕から不在。畠山和洋が4月半ばに肉離れで離脱。バレンティンは交流戦中に右太もも肉離れで登録抹消された。

 川端は2015年の首位打者、畠山は2015年の打点王、バレンティンは2013年の本塁打王。強力打線の中核が揃って姿を消した。頼みの綱だった山田哲人も開幕から不振にあえぎ、打率.213。セ・リーグの規定打席到達者のなかでワーストと苦しんでいる。

 日々、神宮球場に通うヤウルトファンの筆者も頭痛がする状況だ。

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