どうすればいい? 歯並びが悪い部分の虫歯ケア (1/2ページ)
歯並びが悪い部分は、虫歯になりやすくなります。この場合、どのようにケアしていけばいいのでしょうか?
今回は、歯並びの悪さと虫歯との関係、そして歯並びが悪い部分のケアについて、歯科医師に詳しい話を聞いてきました。
歯並びが悪くなる原因
生まれつき、あごの大きさと歯の大きさのバランスよくない場合、歯並びが悪くなりやすいです。
後天的な原因
以下のような習慣や状況を放置していると、歯並びが悪くなります。
・口唇や舌によって歯を押したりするくせ
・左右のうち片側ばかりで噛む
・頬杖をつくくせ
・うつ伏せに寝る習慣
・歯が抜けたまま放置している
・咬み合わせが合わず、歯が寄ったり、歯が伸びたりする 歯並びの悪さと、虫歯・歯周病の関係性歯並びが悪いところは プラーク(歯に付着している粘着性の沈着物)が溜まりやすいうえに、歯磨きで落としにくいので、そこから 虫歯が発生します。
また、歯と歯肉の境目にプラークが溜まると 歯周ポケットが深くなり、 歯周炎が進んでしまいます。
さらにあごや咬み合わせの影響で「口呼吸」になると、口の中が乾燥してプラークが落としづらくなることに加え、口臭も出やすくなります。 歯並びが悪いところの歯磨きの仕方歯並びが悪い部分は磨きづらいので、次のような工夫が必要です。