平愛梨が弟・慶翔の当選報告をなぜ削除?新人都議が抱える”爆弾”

デイリーニュースオンライン

Photo by Magdalena Roeseler(写真はイメージです)
Photo by Magdalena Roeseler(写真はイメージです)

 女優の平愛梨(32)の弟で、都民ファーストから東京都議選に出馬していた平慶翔氏(29)が定数5人の板橋区で3位当選を果たした。同区は現職の自民2人に公明、民進、共産からそれぞれ1人、さらに都民ファーストから2人の新人がしのぎを削る激戦区だったが、慶翔氏は小池百合子都知事(61)率いる都民ファーストの勢いに乗り初当選を果たした。

 姉の愛梨も2日夜に慶翔氏に当確が出ると「弟の慶翔にたくさんの声援下さった方々!!本当に、本当にありがとうございました。皆様のお声に大変励まされました。我が家一同!!皆様に感謝致します」とさっそく喜びをツイート。ここ数日間は慶翔氏の選挙運動スケジュールや活動報告などのつぶやきをリツイートするなど身内の政界進出を陰ながら応援してきただけに、感激もひとしおだったはずだ。だが、そんな幸せもつかの間、慶翔氏の当選を感謝するツイートがすぐさま削除されることとなってしまった。

 このめでたい報告はなぜ削除されてしまったのか。その理由を「当選した慶翔氏が持たれている疑惑のとばっちりです」と語るのは週刊誌記者。慶翔氏への疑惑ーー。それはいま政界で話題の加計問題に絡み自民党の下村博文幹事長代行の金銭スキャンダルが報道されたことに端を発する。

「下村氏は疑惑を受けての会見で、慶翔氏と思われる元秘書が事務所費の横領とPCを持ち出すなどしたために解雇した、その元秘書が内部資料を週刊文春にネタとして売り込んだと主張した。さらに下村氏は報道陣に元秘書から提出された上申書も公開しているが、そこに<平慶翔>の署名サインが入っていることが漏れ伝わった。そうした疑惑に対する批判が愛梨のツイッターに集中して炎上する結果に。そのため本人としても削除せざるを得なかったのでしょう」(前出・記者)

 慶翔氏への疑惑が姉の愛梨に批判ツイートが集中してしまったのは同情すべきところだが、人気タレントの弟として顔を売り当選した新人都議としては疑惑解明は責務だろう。慶翔氏は自身が提出したとされる上申書についても「偽造文書。私の筆跡と違う。事実無根」と完全否定。下村氏と慶翔氏の主張は真っ向からぶつかり合い、お互いに法的な手段を示唆するなど泥沼化の様相を呈している。

「下村氏がわざわざ慶翔氏を貶める理由はなく、こうした横領に絡んで名前が上がる時点で慶翔氏のイメージが悪い。また、クリーンさが売りの都民ファーストにとっても、大きな爆弾を抱えることになった。慶翔氏自身がこの問題にシロクロ付けない限り、ずっと疑惑が付いてまわってしまう。慶翔氏の都議生活は決して順風満帆とはいかないでしょう」(前出・記者)

 愛理はインテル・ミラノに所属するサッカー選手・長友佑都(30)との披露宴の画像をツイッターで1日に公開したばかりで、慶翔氏の当選は二重の喜びとなるはずだった。愛梨が心から弟の当選を喜べる日はいつになるのだろうか。

文・阿蘭澄史(あらん・すみし)
※1974年滋賀県出身。フリー記者。某在京スポーツ紙の契約記者を経て、現在は週刊誌等で活躍中。主な著書に『真相!アイドル流出事件簿』(ミリオン出版)、『事務所をクビになった芸能人』(竹書房)、『芸能人のタブー』(宙出版)など。
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