数ヶ月も集団性的暴行され続けた19歳の少女 理不尽にも懲役30年を宣告される

ゴゴ通信

数ヶ月も集団性的暴行され続けた19歳の少女 理不尽にも懲役30年を宣告される

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【簡単に説明すると】
・エルサルバドル共和国の女性が性暴行され妊娠
・性暴行被害に遭いながらも子供を死産させたとして懲役30年を宣告
・エルサルバドル共和国では中絶は違法

エルサルバドル共和国の19歳の少女が性的暴行されるという被害を受けた。実際に事件が起きたのは18歳だった昨年4月。

しかし被害者である少女は理不尽にも懲役30年を宣告されてしまった。理由としては当時少女は妊娠しており、組織的な性暴行により子供が死産してしまったという。

少女はその際に出血多量で意識を失い、赤ちゃんをトイレに置いたまま娘を病院につれて行ったという。その後、病院の通報により警察が出動し中絶の疑いで少女は逮捕された。

問題は、報復を恐れた少女が性暴行の事実を通報しないまま時間が経過し、妊娠による出血と腹痛を暴行によるものだと誤認しており、妊娠そのものの事実を知らなかったということだ。

しかしこの事実を受け入れない検察は「少女は妊娠の事実を知っていたにも関わらず、望まない妊娠が理由で、出産後赤ちゃんをトイレに遺棄し死亡させた」と主張。

医学の専門家は赤ちゃんを解剖したが、胎児が妊婦のお腹で生まれる前に死亡したのか、出産後に死亡したのか明らかに出来なかったという。

エルサルバドル共和国では1988年に制定された法律により、中絶に乾湿犯罪を犯した女性は最大懲役50年に処することができる。

少女の子供が出産前に死んでいたのか、出産後に死んだのか明らかになっていないにも関わらず懲役30年を宣告。

少女の弁護側は「彼女は自分の妊娠の事実を知らなかったし、犯罪も犯していない」として控訴するという。

エルサルバドル共和国以外にもパラグアイやポーランド、モロッコなどでも中絶が禁止されている。

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