科学者・研究者になるには? 憧れの職業に就くためのプロセスとは (1/5ページ)

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子供のころに「科学者になりたい」と思ったことはありませんか? 「科学者」というと、知的で、一つの道を究めるという、一種の求道者のようなイメージがありますね。今回は「科学者になるには」、また「科学者の給与」についてご紹介します。

■科学者になるには研究を続けること!

「科学者」というとちょっと漠然とした言葉です。「職業は?」と尋ねられて「科学者です」と答える人はあまりいらっしゃらないでしょう。多くの科学者は、例えば「大学教員です」「○○研究所に勤めています」といった回答になるのではないでしょうか。

『広辞苑 第六版』によると「科学者」とは「科学(特に自然科学)を研究する人」(P.483より引用)となっています。ですから、科学者とは職種というよりは、科学の研究を続けている人全般を指す言葉と考えられます。
大学・大学院、その研究所、また民間の研究機関に勤務して、研究を続けるのが科学者の仕事となります。

科学者になる方法ですが、まず学者でないと「科学者」ではありませんから、大学・大学院で自然科学を学ぶことがその第一歩ですね。大学院を修了し博士号を取得。大学・大学院のときに書いた論文が評価されれば、高等教育機関、その研究所、民間の研究機関に雇用される機会が得られます。

「publish or perish」(論文を書け、さもなくば滅びよ)なんて言葉がありますが、科学者になるには自分の研究成果を論文にして発表しなければなりません。有名な科学雑誌に投稿すれば、査読者のチェックを経て掲載されます。科学雑誌に掲載されれば多くの人の目に触れ、その内容が素晴らしいものであれば自身の評価も高まります。

■研究を続けるには安定した基盤が必要!

科学者が研究を続けるには安定した基盤が必要です。生活に困らないだけの収入と、研究の費用が捻出できなければなりません。

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