世論と贔屓筋との板挟み?市川海老蔵に降りかかる”再婚問題” (2/2ページ)
■歌舞伎俳優はスポンサー接待で新たな妻が必要になる?
前出の芸能誌記者が指摘する。
「歌舞伎役者である以上、贔屓筋と呼ばれるスポンサーたちと濃密で良好な関係を続けねばなりません。そのため、芸事に勤しむ夫に代わり、ご贔屓との接待や冠婚葬祭の参列といった日ごろのお付き合いを妻が担わなければなりません。麻央さんが体調を崩してからは、海老蔵の母の希実子さん(64)が一切を仕切っていましたが、年齢的にも限界があります」
『新潮』の記事では、海老蔵のご贔屓は全国に数百人にも及ぶ。贔屓筋との関係を維持するためにも、海老蔵は再婚への決断を迫られる場面も考えられる。
しかし再婚となれば世論の反発は必至。ただでさえ、麻央さんの死去から数日後に海老蔵父子と義姉の麻耶(38)が、東京ディズニーランドで楽しんでいたことがネット上で報告され、一部からの批難を招いた。麻央さんの死という悲しみを世間が共有し過ぎた分、海老蔵は身の振り方を入念に考えた方が良さそうだ。
- 文・海保真一(かいほ・しんいち)
- ※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。