夏競馬特別対談「松本ヒロシ×亀谷敬正」のぶっちゃけウラ話(2)馬場傾向・降級馬・連闘が夏競馬のカギ (1/2ページ)

アサ芸プラス

夏競馬特別対談「松本ヒロシ×亀谷敬正」のぶっちゃけウラ話(2)馬場傾向・降級馬・連闘が夏競馬のカギ

── その宝塚記念当日は、予報よりも雨が降らなかったように、当日の馬場状態を把握することも馬券戦術では重要なんでしょうね。

ヒロシ もちろん。俺も当日の天気や馬場の傾向、馬体重、返し馬を見てから印を打ちたいぐらい(笑)。

亀谷 いい例が先日の函館ですよ。開幕週は5本もレコードが出たけど、調教師や騎手から「速すぎる」って文句を言われて、金曜日の夜、あえて水分が残るよう大量に散水したことで一気に時計が変わった。土曜の1Rで257万馬券が出たのは、タフな馬場状態になっているにもかかわらず、ジョッキーは前の週の速いペースで乗ったから。オーバーペースで先行馬がバテて、差し馬が独占するというメカニズムです。でも、馬場はだんだん乾いていくから日曜日の後半になるとまた傾向が変化する。

ヒロシ 日曜の最終レースなんて、行った、行ったで決まったもんな(笑)。

亀谷 最近の競馬はこんなのばっかりですよ。あっ、そうだヒロシさん。降級戦は、なくなるんですか?

ヒロシ 来年からという噂だね。まだ正式な発表はないけど、調教師たちが言ってるんだから、そうなるんじゃないかな。

亀谷 となると、馬主の傾向がメッチャ出ると思いますよ。「オープンの能力がある馬をわざと5戦してから勝ち上がらせる」なんて、公言している馬主もいるぐらいですから(笑)。

ヒロシ まあ、そういう馬が、いきなりブリンカーをしてきたら勝負駆けだね。あと、ローカルでは降級馬にダマされないこと。前走で1着しているような馬は人気になるけど、いちばん怪しいよね(笑)。降級する前のレースはメンバー的にも弱いし、ローカルじゃない場所で好走している。その点、前走で2桁着順だったり、休み明けの馬というのは、ローカルが勝負がかり。そういう降級馬のほうが馬券になるし、人気がない分、配当的な妙味もある。

「夏競馬特別対談「松本ヒロシ×亀谷敬正」のぶっちゃけウラ話(2)馬場傾向・降級馬・連闘が夏競馬のカギ」のページです。デイリーニュースオンラインは、松本ヒロシ亀谷敬正週刊アサヒ芸能 2017年 7/20号夏競馬競馬エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧