ヨシノブがコーチ刷新 広島戦11敗の責任を押しつけられた某コーチ (1/2ページ)

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ヨシノブがコーチ刷新 広島戦11敗の責任を押しつけられた某コーチ

 巨人がAクラスに再浮上できるかどうか、それは後半戦3節目の広島戦が試金石となりそうだ。

 球宴前日の7月13日、巨人はコーチスタッフの配置換えを発表している。斎藤雅樹二軍監督(52)が一軍投手コーチとなり、一軍のブルペン担当だった田畑一也コーチ(48)がスコアラー職に異動となった。これにともない、新二軍監督は内田順三巡回打撃コーチ(69)が就き、これまで一軍投手を統括してきた尾花高夫コーチ(59)がブルペン担当となった。この新体制は「高橋政権の長期化」を意味する。

 「巨人監督は生え抜きのOBから選ばれていますが、OBなら誰でもいいってわけじゃない。エースか、4番です。その重圧に耐えることのできた人材でなければ、務まらないと見ているからです」(チーム関係者)

 元エースの斎藤コーチは、当初、二軍監督として采配を学んできた。昨年はファームを21年ぶりの日本一に導き、U―23W杯でも指揮官を任された。「高橋監督の次は斎藤二軍監督」と見る向きがチーム内外にも出始め、その“後任カード”を一軍昇格させたということは、高橋監督の敗戦にも責任を負う立場になったわけだ。また、後任の二軍監督となった内田氏は、高橋監督が現役時代から「打撃指導の師」と仰ぎ、慕ってきた先輩だ。また、こんな声も聞かれた。

 「これまでの高橋監督の助言役ですが、攻撃面は村田ヘッドコーチ、投手交代に関しては尾花コーチでした。尾花コーチはブルペン担当となるので、斎藤コーチがアドバイスを送ることになります。尾花コーチは(個人の)技術指導に定評があるので救援投手の好不調を見極めるには最適」(プロ野球解説者)

 スコアラーとなる田畑コーチの任務は、もっと重要となる。肩書は「運営部戦略室スコアラー」だが、当面は広島に密着し、対策を練る。前半戦の対広島14試合を振り返ってみると、計81失点。巨人投手陣が丸裸にされていることは明白だ。すでに11敗を喫しており、対策を急がなければ広島の独走態勢を許してしまう。

 「田畑氏はスコアラーの経験もあり、ヤクルト時代は古田(敦也)氏と『最優秀バッテリー賞』に選ばれたこともあります。

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