月9最後の砦「コード・ブルー」視聴率好発進!

まいじつ

月9最後の砦「コード・ブルー」視聴率好発進!

山下智久主演の“月9”ドラマ『コード・ブルー ―ドクターヘリ緊急救命― THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)の初回平均視聴率が16.3%(ビデオリサーチ調べ=関東地区)を記録した。ここのところ凋落の一途で、先に行われたフジ・メディアHDの株主総会でも「月9をどうにかしろ」と意見されていただけに、久々の素晴らしいスタートとなった。

同ドラマはドクターヘリをテーマにした人気シリーズの約7年ぶりとなる新作で、新垣結衣、戸田恵梨香、比嘉愛未、浅利陽介ら、いままでのメンバーが再集結。これに新たな若手俳優たちが加わった豪華なキャスティングだ。

「初回を見て、やはり面白かったというのが感想。椎名桔平も相変わらず渋い演技で、救命ドクターたちを統率する役を担っていました。同じく前シーズンから出演のりょうも、凜として仕事をしている。人気役者がこれだけ集まれば“月9復活”という感じがします」(放送作家)

どこの場面をとっても重厚な演出

第1シーズンは2008年7月に同局の木曜劇場枠で放送された。2009年1月にスペシャルドラマを2回、翌2010年1月に月9枠で第2シーズンが放送され、フェローシップ(研修医)の修了までが描かれた。

「やはり月9としては、これ以上ないコンテンツと言えるでしょう。今回は藍沢耕作(山下)がトロント大学に行くかもしれないというチャンスに恵まれながらも、白石恵(新垣結衣)に救命に戻って来ないかと懇願されました。藍沢と白石が恋愛に発展しそうでしないところも、また同ドラマの見所です」(テレビ雑誌編集者)

今シーズンでは、彼らは後輩のドクターを育てなければならない立場となって四苦八苦する様が描かれる。

「描きたいものがたくさんあって、どこの場面をとっても重厚な演出となっています。ドクターやナースの数だけドラマがある。そんな作品です」(同・編集者)

山下は記者会見で「メンバーに対する安心感や信頼はいい意味で変わらない。さらに増した気もする」と結束の強さをあらためて強調し、「みんな余裕が出てきた気がする。過酷な撮影だけど気持ち的に余裕があって、空き時間も昔よりリラックスしてしゃべれます」と前作からの変化を実感したコメントをしていた。新垣も「いいものを作ろうとするチームの熱量、臨場感や緊迫感はコード・ブルーならでは。すごくやりがいのあるいい現場で学ばせてもらっています」と語った。

同ドラマは救命ということで、患者を救うためにとにかく走るシーンが多い。このまま月9消滅などという悪い噂を吹き飛ばす快走を見せてほしいものだ。

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