コペンハーゲンから小旅行、デンマークで最も美しいフレデリクスボー城を訪ねて (3/4ページ)

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この礼拝堂は1680年代、クリスチャン5世の時代に宮廷建築家によってデザインされ、国王の謁見の間として使われていました。

同じく2階にある「謁見の間」には、1693年に作られたデンマーク初の人力エレベーターがあります。かつて王はこれを使って下に降り、外へと出たそうで、このエレベーターは現在も動かすことができるのだとか。

礼拝堂の上階には、城内で最も広い部屋である「大広間」があります。この大広間は1859年の火事で焼失しましたが、クリスチャン4世時代の様子が復元されました。

とりわけ、天井を覆い尽くす精緻で色鮮やかな彫刻は圧巻。かつての王の威厳が肌で感じられる華やかな空間です。

フレデリクスボー城の見どころは、これだけにとどまりません。

湖の対岸には、フランスの造園を見習って造られたというバロック庭園があり、王冠などの模様に整えられた植木がユニークな光景を描き出しています。

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