ワールドU20トロフィーに挑むU20日本代表メンバー決定! 主将は眞野 (1/2ページ)

ラグビーリパブリック

 もう一度トップ国と争う舞台へ上がるための決戦へ挑む。

 7月27日、「ワールドラグビーU20トロフィー 2017」に参加する20歳以下(U20)日本代表のメンバーが発表された。世界の上位国(12か国)が戦う「ワールドラグビーU20チャンピオンシップ 2016」で最下位となり、今年は下部大会へのエントリーとなったU20日本代表。ウルグアイ(モンテビデオ)でおこなわれる大会で優勝し、U20チャンピオンシップへの再昇格を果たしたいところだ。

 28人のメンバーは遠藤哲ヘッドコーチの口から発表された。主将に指名したのはSO眞野泰地(東海大2年)。指揮官は、「いつだって真摯。そして熱があり、周囲にいい影響を与える。チームをまとめる能力が高い」とリーダーを任せる理由を話した。

 3月に参加したパシフィック・チャレンジや重ねてきた合宿を経て選んだのは、FW=16人とBK=12人。

「挑戦し続けられる選手、成長し続けられる選手を選びました。穴のないディフェンスに穴を開ける能力を持つ選手、チャレンジしていける選手。FWには相手を押し戻せる力、BKには穴を見つけられる力を求めたい」(遠藤HC)

 東福岡高校ではNO8を務める福井翔大をWTBで選出したことについては、「ユーティリティとして考えています。あの身体能力とアグレッシブさをグラウンドの端っこの方で活かしたい」と語った。

 プール戦でナミビア、カナダ、チリと戦い、ファイナルの相手はフィジー、ウルグアイが予想される今大会。チームはジャパン同様にアンストラクチャーに持ち込むスタイルで勝利を目指す。その準備もくり返してきた。

「同じスタイルで戦いますが、真似するのとは違います。選手たちにも、素材ではジャパンを上回ることはできないけど、深く理解した上で、細部にこだわろうと言っています。キックありきでなく、キックする正しい判断を全員でやれるように、そして、それを正しかったとする結果を作り出せるようにしたい」

 8月6日から始まる菅平での合宿、その後に予定されるリコー、三菱重工相模原との練習試合を通して、自分たちのラグビーを完成に近づけていく。

 大会は8月29日に開幕し、9月10日までおこなわれる。

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