ろれつが突然回らなくなったら超危険!疑われる病気と対処法を解説 (1/5ページ)
ろれつが回らないというと、お酒を飲み過ぎ酔っ払った人を想像されると思いますが、それ以外でろれつが突然回らなくなり、しゃべりにくくなったら
脳梗塞などの病気のサインかもしれません。
今回は医師の松本先生に、ろれつが回らなくなってしまう原因や対処法などを詳しく解説をしていただきました。
ろれつが回らなくなるとはどのような状態?
話をするときは、脳から命令を出し、それを伝える神経を通り、筋肉のある顔の筋肉や舌を動かして、言葉を発します。
これら脳・神経・筋肉のどこかに異常があると思い通りに話せなくなりますが、この状態をろれつが回らないといいます。
ろれつが回らなくなる原因1(病気)
■ 脳血管疾患(脳梗塞や脳出血)
大脳や小脳や脊髄が犯されると、ある日突然、症状が起きます。
一過性能虚血(TIA)は本格的な 脳梗塞の前触れです。
ろれつが回らなくなる症状は数分~数時間(24時間以内)で症状が改善しますが、ここで放置していると、本格的な脳梗塞になることもあり、非常に危険です。放置せずに受診をするべきでしょう。
■ 脳腫瘍
同様の症状が起きますが、これは突然と言うよりも、徐々に悪化することが多いです。