その時、歴史的な「放送事故」は起こった!(4)<ハプニング篇>「マンション落下」の菊間千乃がTBSで復帰 (1/2ページ)

アサ芸プラス

その時、歴史的な「放送事故」は起こった!(4)<ハプニング篇>「マンション落下」の菊間千乃がTBSで復帰

 やり直しがきかない生放送では、想定外の事態も容易に起こりうる。防ぎようがなかった大事故や舌禍、場外乱闘をここに。

 夜明けの時間帯に戦慄が走ったのは98年9月2日のこと。若手アナだった菊間千乃は「めざましテレビ」(フジ系)の「それ行け!キクマ」のコーナーで、避難器具の体験レポートに挑戦。

 マンションの5階から器具で地上に降りたものの、固定がしっかりせず、約13メートルの高さから地上のマットに叩きつけられてしまう。

「あっはっは、そうなんだ、外れちゃった‥‥え? 菊間ちゃ~ん!」

 同僚の小島奈津子アナが異変に気づいて呼びかける。菊間アナは腰椎、胸椎、肋骨などを骨折する全治3カ月の重傷を負った。

 その後、フジを退社して弁護士になり、今春からは「ビビット」(TBS系)のコメンテーターになっている。女子アナ史上、最も変節を迎えたケースであろうか。

 さて、歌番組の最高峰であるNHKの「紅白歌合戦」は、放送事故の数も群を抜く。長渕剛の3曲ジャック事件(90年)、DJ OZMAの裸ボディスーツ事件(06年)などがあるが、極め付きは吉川晃司のステージ大暴れ事件(85年)だろう。

 この日、吉川は予定時間をオーバーして歌い、さらにギターに火をつけてステージに叩きつける。そのため、次の出番を待つ河合奈保子が恐怖におびえ、歌い出しのタイミングを失ってしまう。

「ギターもあそこまで燃やすつもりはなくて、自分でもヤケドして、全部がみごとなほど裏目に出てしまった」

 吉川は反省したものの、NHKには十数年の出入り禁止処分が続いた。

 さて、出入り禁止ではなく、ドタキャンに見舞われたケースは「ミュージックステーション」(テレ朝系)に多い。03年6月27日には、ロシアの「t.A.T.u」の出演が目玉だったが、オープニングの顔見せに登場したあと、歌の出番になっても現れず。

「出たくねえということです。

「その時、歴史的な「放送事故」は起こった!(4)<ハプニング篇>「マンション落下」の菊間千乃がTBSで復帰」のページです。デイリーニュースオンラインは、忌野清志郎週刊アサヒ芸能 2017年 8/3号菊間千乃浜崎あゆみ放送事故エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧