清原、松井、松中…プロ野球「最強の4番打者」は誰だ!? (1/4ページ)
メジャーで一大ムーブメントとなっている「2番打者最強説」や「3番打者最強説」。そうした流れを汲みつつも、日本のプロ野球界では、やはりチーム一の主砲は4番に座る。その中で誰が“史上最高”なのか。今回は1980年代以降に絞って意見を募った!
OBの口から最も多く“史上最高の4番”として名前が挙がったのが清原和博(元西武など)だった。西武時代にコーチとして清原を指導していた黒江透修氏は、こう話す。
「西武時代のいいときの清原は、最高だった。どっしりと構えて、無理のないバランスのいいスイングをしており、文句のつけようがなかった」
西武黄金期の4番に君臨していた清原は、プロの目から見ても飛び抜けた存在だった。PL学園の後輩でもある橋本清氏は、対戦を振り返る。
「清原さんは、やはり凄かった。インコースにもアウトコースにも投げられないんで、ストライクゾーンの外で勝負するしかないんです」
横浜ベイスターズ時代に4番を打った経験もある古木克明氏は、「清原さんは小学生の頃の憧れだった」と話す。続けて、「実際に僕がプロに入ったときは、清原さんは巨人に移籍していました。清原さんが打席に入ったときの圧力は物凄かった。ホームランはきれいな打球だけど、引っ掛けた打球は汚い回転なんです。スイングスピードが速いから、ボールが負けてしまうんですよね」
超一流の素材だった清原だが、一度も打撃タイトルを獲得していないのは有名な話。
「全盛期の西武時代は、チームが毎年優勝争いしていたから、チームバッティングに徹するケースも多かった。もし、下位のチームで気楽に打たせていたら、王貞治さんの記録を越えていたかもしれません」(スポーツ紙デスク=50代)
デーブ大久保氏は、清原のそうした“フォア・ザ・チーム”の精神を理由に、清原を最高の4番に推す。
「キヨは、ここ一番で勝負強いバッティングができたのに加え、四死球での出塁が多く、それが得点に結びついていた」
“無冠の帝王”清原の正反対と言えるのが、落合博満(元ロッテなど)だ。3度の三冠王を含む、首位打者5回、本塁打王5回、打点王5回という抜群の成績を残している。