ドラマ・映画の役柄で歌手デビューした俳優たち

日刊大衆

ドラマ・映画の役柄で歌手デビューした俳優たち

 2005年、KAT-TUNの亀梨和也(31)と山下智久(32)がドラマ『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)の役の名前でデュオを組み、“修二と彰”としてリリースした『青春アミーゴ』がミリオンヒットを記録した。

 二人は今年、“亀と山P”として再びタッグを組み、ドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)の主題歌『背中越しのチャンス』をリリースしたが、このようにドラマや映画の役柄として楽曲を実際に発表し、大ヒットにつながる例は数多い。

 俳優の桐谷健太(37)はauのCMの役柄である浦島太郎として歌った『海の声』をデジタル配信し、大ヒット。『第58回輝く!日本レコード大賞』にて優秀作品賞を受賞したり、『NHK紅白歌合戦』に出場するなど異例の活躍を見せた。

 また、若手イケメン俳優の菅田将暉(24)は、音楽グループ“GReeeeN”の代表曲『キセキ』誕生にまつわる軌跡を描いた映画『キセキ −あの日のソビト−』に出演。共演の成田凌(23)、横浜流星(20)、杉野遥亮(21)とともにGReeeeNの前身グループとなった、“グリーンボーイズ”を演じた。さらに4人は実際にCDデビューを果たし、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演し、『キセキ』と『声』を熱唱して大きな話題を呼んだ。

 2002年公開の映画『黄泉がえり』の主題歌『月のしずく』を役柄のRUI(ルイ)名義で歌い、100万枚を超える大ヒット曲となったのが、女優の柴咲コウ(36)。ちなみに柴咲は2004年放送のドラマ『世界の中心で、愛をさけぶ』(TBS系)の主題歌『かたち あるもの』を本人名義で歌い、60万枚を超える大ヒットを記録。現在まで女優業と歌手活動を続けている。

 “別に”騒動の1年前となる2006年、女優の沢尻エリカ(31)は2006年放送のドラマ『タイヨウのうた』(TBS系)にて、太陽の光に当たれない病気にかかり、夜しか活動できないミュージシャンの雨音薫を熱演。役名の“Kaoru Amane”名義で歌手デビューした。楽曲はオリコンチャートで2週にわたり1位となるなど大ヒット。騒動がなければ、歌手として活躍できていたかもしれない。

「ドラマや映画の作品内では楽曲が印象的に使われると、普通にCDをリリースするよりはヒットする確率が高くなります。音楽不況の時代ですから、こういった手法は今後も増えていく可能性がありますね」(音楽プロデューサー)――この先も、まだまだ“歌ウマ”俳優のデビューが続くかも!?

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