なんで3年前のことで?小倉智昭が上原多香子を擁護した発言の深層

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小倉智昭が『とくダネ!』(フジテレビ系)で”不倫”寛容発言
小倉智昭が『とくダネ!』(フジテレビ系)で”不倫”寛容発言

 小倉智昭(70)が、16日の『とくダネ!』(フジテレビ系)において不倫疑惑騒動の末に休業を宣言したSPEEDの上原多香子(34)を擁護する発言をしたとして、波紋を呼んでいる。

 番組では上原多香子の一連の騒動を取り上げ、小倉は「人生、生きていく上で触れてほしくないことはあるでしょう。芸能人だったりすると、3年も前のことがこういう形でドカンと出てしまう」「なんで3年も前のことで芸能活動を休まなきゃいけないのかと思う」と同情していた。他のワイドショーがコメントすることを避けた上原の不倫を取り上げたのは姿勢は立派だが、この発言にSNSでは、「やはり芸能界は浮気に甘い」「一般社会とかけ離れた倫理」など批判が飛び交っていた。

 上原は、14年に亡くなった夫・TENNさん(享年35)の遺族に『女性セブン』(8月10日発売)で不貞行為をほのめかす内容の遺書を発表され、その死因が上原にあったとして批判の声が高まっていた。そして12日、公演中の舞台『のど自慢~上を向いて歩こう~』に出演した後、無期限休業を申し出ていた。

 さて、小倉といえば、不倫には甘いスタンスをとっていることでも知られている。昨年2月の桂文枝(74)の不倫には「10年前の浮気で44年支えた奥さんが別れますって言うと思う? 絶対言わないと思う」と全面的に擁護。同じ昨年2月のベッキー(33)のゲス不倫では、2人の軽率なLINEのやりとりを「バカじゃないの?」と諌めつつも、不倫自体については「わからないでもない」「もう少し待てば良かった」と擁護の姿勢を崩さなかった。さらに、今年5月に相棒・菊川怜(39)の結婚相手に隠し子騒動が起きた時でさえ、「まあ男だから」と男性側に立つなど、一般的な庶民・主婦層が持つ倫理観とは異なる姿勢をあらわにしてきた。

 小倉の不倫に対する、異常な「寛容さ」はどこから来るのか。その裏側を「小倉さんは自分に”やましさ”があるから、不倫問題はほとんど責めないんです」と語るのは週刊誌記者。

「小倉さんは、6月22日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で『大手新聞社の既婚者女性を事務所に招き入れ、2人で部屋を暗くして過ごしていた』と報じられている。その時は翌日の『とくダネ!』で該当女性とコンサートや食事をしたことを認めた上で、『ミニシアターを楽しんでいたから』と苦しい説明を終始。さらに『親友です。すごい好きな人だし。友達だから1週間に1回会ったり、メシ食ったりしますよ。2人でいたっていいでしょう。やましいことしてませんよ。冗談じゃない』と開き直っています」

 小倉が不倫に寛容なのは、こうした対した考えににあるからのようだ。しかし、暗い事務所に引き入れて「何もなかった」は宮迫博之(47)の釈明並みに苦しいところである。不倫で悲しむ側の倫理でものを考えられないとしたら、庶民の味方を気取るのは止めてもらいたい。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。
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