稲垣吾郎に出版界がラブコール?人気作家が驚きの賞賛「プロの作品だ」

デイリーニュースオンライン

Photo by dacian dorca-street photographie(写真はイメージです)
Photo by dacian dorca-street photographie(写真はイメージです)

 元SMAP・稲垣吾郎(43)が18日の『めざましテレビ』(フジテレビ系)に出演し、9月8日に予定されるジャニーズ事務所の退所後について口を開いた。

 番組で稲垣は、軽部真一アナ(54)のインタビューに「今ある現実を受け止めながら前向きに」「仕事欲が尽きない」「自分を磨きながら、いい俳優になっていければ」など、ジャニーズ退社後の活動への意欲を語った。SMAPは昨年大みそかをもって解散し、中居正広(45)と木村拓哉(44)はジャニーズ事務所に残留。稲垣吾郎(43)、草彅剛(43)、香取慎吾(40)は同事務所退社し、芸能活動を続けるとしている。

 さて、そんな稲垣に意外な「進路」が浮上していると一部スポーツ紙が伝えている。それが作家への道だ。この背景にはどんな思惑があるのか。「本が売れなくて困っていた出版業界にとって、稲垣は救世主になり得る存在です」と語るのは文芸ジャンルを扱う出版関係者だ。

「現在、小説は「名前がない」と売れにくい状況です。『火花』(文藝春秋)がブレイクした又吉直樹さん(37)や同じジャニーズ事務所のNEWSの加藤シゲアキさん(30)のように話題性のある人を、小説部門のある出版社は探している。稲垣さんは芸能界最後の”大物作家候補”。すでに何社かが稲垣さんに接触を図っています」

 稲垣自身、読書家としても知られ、読書バラエティ『ゴロウ・デラックス』(TBS系)でMCを務める関係で人気作家との交流も深い。作家志向は強いという話もある。

 別の文芸雑誌関係者はいう。「稲垣は芸能人との交友が少ないことでも知られているが、作家とは話が合うのか交流を深めている。特に番組をきっかけに直木賞作家の西加奈子と親しくなり、プライベートで西主催のお花見パーティに参加し、朝井リョウらと文学論をかわしたそうです。また14年6月2日放送の『SMAP X SMAP』(フジテレビ系)では『スマ進ハイスクール 小説編』と銘打ち、百田尚樹の前で5人で小説を披露している。その時、百田に『プロの作品だ!』と驚きの声をあげさせ、見事優勝している。稲垣に優秀な担当編集者がみっちり付けば、賞をとらせるのも難しくないでしょう」

 スターを待望する出版業界から熱烈なラブコール。数年後には大作家となっているかも知れない。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。
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