LINEで「いじめ相談」 大津市で試験導入へ

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画像はイメージ(Alvaro Ibanezさん撮影、Flickrより)
画像はイメージ(Alvaro Ibanezさん撮影、Flickrより)

[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2017年8月8日の放送では、滋賀県大津市が取り組む「いじめ対策」の新たな一歩について取り上げられました。

画像はイメージ(Alvaro Ibanezさん撮影、Flickrより)

滋賀県大津市では11年にいじめによる中2男子の自殺があり、そこからいじめ対策を進めてきました。そんな中、今や日本で7000万人以上が利用しているLINEを使っての「いじめ相談」の導入を検討しています。

どんな仕組み?

まずは試験的に11月~来年3月末までの5か月間、大津市内のモデル中学校の生徒およそ3000人(市内の中学生の3分の1)を対象にスタートします。相談用アカウントにつながるQRコードを対象の生徒に配布、スマホでアクセスできる仕組みです。相談は平日の17時~21時まで、市が委託したカウンセラーにLINEで相談できます。メリットとしては電話相談より相談しやすく、カウンセラーが複数の生徒に同時対応が可能。SNSで受けたいじめの内容の画像を貼り付けて相談できる点です。試験的導入で「利用者数と相談内容」「アカウントやカウンセラーの数」「いたずらなどはあるのか」などを検証します。

LINEとしては、今後全国展開を想定しているとのこと。これをきっかけにいじめで悩んでいる子どもたちが少しでも気が晴れて毎日が楽しくなる日が早く来ると良いですね。(ライター:けあるひの)

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