松本人志に絶賛の嵐?上原多香子への発言を封殺したフジテレビを猛批判

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松本人志に絶賛の嵐?上原多香子への発言を封殺したフジテレビを猛批判(写真はイメージです)
松本人志に絶賛の嵐?上原多香子への発言を封殺したフジテレビを猛批判(写真はイメージです)

 ダウンタウンの松本人志(53)が20日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)において、前週放送分で自身が上原多香子(34)の不倫騒動について発言したにもかかわらず、番組側の意向でカットされていたことを明らかにした。

 発端になったのは13日の放送回。松本は後輩の雨上がり決死隊・宮迫博之(47)の不倫報道を取り上げてはいたが、同様の不倫疑惑である上原多香子には触れなかった。その後、15日になって松本はTwitterで「しゃべっても。謎の事情でカットされ」という謎のつぶやきを残している。その真意については、SNSや大型掲示板でも様々な憶測が多く乱れ飛んでいたが、今回はその反響に応える形となった。

 冒頭から、MCの東野幸治(50)が松本のツイートを紹介。そして「上原のニュースがネットや雑誌、スポーツ紙では報じられているものの、テレビではほとんど取り上げられていない」と芸能報道の現状を説明した。松本は「フジテレビには怒ってるんですよ。世の中的には宮迫より上原多香子の不倫の方が興味があるわけです。それを『ワイドナショー』で扱うのは無しにしてくれと言うて来たんです!」とツイートの背景を語り出した。

 松本によると、自身は「触れないと恥ずかしい」と申し出を拒否したものの、結局、番組側に頼まれて「まだよく分からないことが多いから分かってから扱おう」という数秒の当たり障りのない内容に落ち着いたという。だが、放送ギリギリにスタッフから「カットしていいですか」との連絡が入る。理由は「フジテレビでは扱わないことになりました」というものだった。

 ところが、16日になると、同局の『とくダネ!』で小倉智昭(70)が上原の問題を取り上げている。それを見た松本が「なんじゃそりゃ」と憤慨し、今回の告白につながったようだ。松本は「この番組を見てる人はそういうことから逃げない『ワイドナショー』やと思ってるし、ボクはそれを貫きたい。それはフジテレビにもとって良くない。(中略)このままだとテレビがどんどん時代遅れになる」と熱く語った。

 松本の正直な訴えには、テレビに厳しいネットメディアも「まっちゃんグッドジョブ」「見直した」「かっこいい」と絶賛の嵐。一方で”忖度”報道を暴かれたフジテレビには非難が殺到している。メディアに詳しい週刊誌編集者は次のように見ている。

「最近はネットでも『身内に甘い芸能界』とか『力関係で作られるワイドショー』の内幕が暴かれ、視聴者のテレビへの不満は爆発寸前でした。その空気を読み取った松本はさすが。フジテレビは”ネットで最も嫌われる旧テレビ体質の元凶”でしたが、テレビ初ともいえる内情暴露と自己批判が同局から飛び出したことで、首の皮1枚で視聴者の信頼を回復する可能性が出てきました」

 久々に株を上げた松本人志。この調子でぜひ芸能界の闇にもどんどん踏み込んで欲しいものである。

文・麻布市兵衛(あざぶ・いちべい)
※1972年大阪府出身。映像作家、劇団座付き作家などを経て取材記者に。著書は『日本の黒幕』、『不祥事を起こした大企業』(宙出版)など多数あり。
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